2012年5月17日木曜日

四国11回 66~78回  堺発

平成24年5月15~16日

堺から43名のお客様と、和尚のふるさとコースに出発だ。(大阪からは3台)天気予報は、初日は雨、2日目は晴れ。昼食会場が75番善通寺いろは会館のため、まずはふるさと善通寺からおまいり。記念写真を撮り、御影堂から。高野山仲間の栗峯澄明師がいて皆さんにお寺の説明を買って出てくれた。すると声を掛けていただいたのが、なんと兄弟子の土口哲光師、教誨師の皆さんとのツアーだという。昼食後の時間に「遍照閣」の出開帳用のご本尊の拝観をおすすめすると、多くのお客様が来てくださった。こんなタイミングでないとなかなか時間が取れないのだ。なんとかもっていた空模様も怪しくなってきた。66番雲辺寺へは雨仕様でロープウエイに乗る。13時40分に乗り、14時j40分に下ってくるスケジュールだ。「西の高野」と言われるだけあって、大師堂は奥の院仕様だ。時間に余裕があったので、拝殿の裏に回り、御廟前で正座してお勤め。皆さん喜ぶやら、驚くやら。67番大興寺から70番本山寺と回って16時半。68番神惠院、69番観音寺も打つことにする。1境内2札所、納経所は共通なので、あえて本山寺を先に済ませて、こちらへ廻ってきたのだ。16時半を過ぎたので、火の気は自粛、「運心」でお願いした。神惠院の本堂の拝殿は音響効果がうっとりするほど素晴らしい。17時半打ち止め。宿舎のアパホテル高松空港へ1時間強かけて移動。お客様には天然温泉を楽しんでいただく。
16日6時起床、少し二日酔い気味。7時半出発し、こんぴらさんの麓の「みよし」でお買い物し、76番金倉寺に向う。「乃木将軍妻返しの松」に女性軍は興味深々のようだ。74番甲山寺から73番出釈迦寺、そこから72番曼荼羅寺へ歩く。昼食前に山登りすべきと71番弥谷寺へ。半分強が歩き組。一気に本堂まで登って汗を拭う。途中で諦めた方もいるようだ。桜から毛虫が糸を引いて目の前に。大量に毛虫が発生しているようだ。大師堂に上がり、一息つきながらリンの叩き方を説明。山門下の俳句茶屋でお茶のご接待、草餅が大人気。お弁当をいただきながら、77番道隆寺へ。山門前の「サンエイ」の駐車場に停めた。裏門の方に3台。本堂、大師堂そして潜徳院殿に回る。皆さんには、歳の数だけ「め」を納札に書いて置くように伝えて置いたのだ。「サンエイ」で目に効くお茶をいただくのだが、「ようおまいり」がよく売れた。これは、お店の「先達さんの書いた本がありますよ~」という声のお陰。打ち止めは78番郷照寺、専用駐車場が満員で、バスは我々を降ろし、他所へ避難。お参り後に「閻魔堂」を集合場所として、皆揃ってからバスを呼ぶことに。15時打ち止め。
帰路の車中で「いろは歌」のCDを流し、お稽古。次回、大合唱で八栗寺に上がれそうだ。合掌

雲辺寺にて   五月雨や 雲海眼下 雲辺寺

曼荼羅寺にて  新緑の 木陰にあるや 昼寝石

弥谷寺にて   桜より 下がる毛虫や 弥谷寺

(写真は曼荼羅寺の笠松大師)

1 件のコメント:

  1. 笠松大師は、かっての笠松が松くい虫で枯れてしまったので、その幹にお大師像を彫ったもの。往年の笠松の写真が掲示されている。

    返信削除