2012年5月27日日曜日

逆打ち5回 65~57番 守口発

平成24年5月22~23日

阪急大阪からは4台のバスが出ているとのことだったが、枚方~寝屋川~守口発の2台は最後尾を走ることになる。和尚は1号車で守口乗車、お客様は37名。なじみの方も5~6名。宝塚付近で大型トラックの故障渋滞が発生していたが、2度の休憩を経て65番三角寺に12時半過ぎに着いた。我々の4台に加え他社の2台が並走している状態で、タクシーの段取りがうまくいかない。バタバタするが、お客様の大半が1周廻っている方なので心強い。64番前神寺、63番吉祥寺、62番宝寿寺と順調、前神寺の弘法大師石像と宝寿寺の十一面観音石像との表情が良く似ていて、同じ作者かなと和尚思っている。明日の予定の61番香園寺を打つことにした。和尚は、この寺では、大日如来の話をするので時間がかかる。初日の最終コースとなったので、ゆっくりと話をさせていただいた。17時10分打ち止め。添乗員が、何やら携帯で懇願している。閉店という「ハタダのお菓子館」の立ち寄りを今日中に済まそうと交渉しているのだ。「従業員が帰るので人出不足で、レジが混雑するが」との条件は付いたが、了解を得て枚方組2台が滑り込んだ。素晴らしいお菓子の殿堂で、「石鎚の霊水」も完備。和尚は、地元の焼酎を見つけ衝動買いしてしまった。ホテルは、道後温泉のルナパーク。道後の夜は和尚も久しぶりなのだ、夕食を済ませ「番鳥」へ。今治風の焼き鳥で一杯やりに行く。和尚もかって先輩先達に教えていただき、今や常連並みだ。
2日目は7時20分出発。60番横峰寺へ向かう。バス5台が集中することは、分かっているものの、どのくらい時間がかかるかが気になるところ。2週間前は、一般客が押し掛け大混雑になったという。TVのニュースで、石楠花が見頃と報じられた為で、3時間かかったと聞いていたからだ。到着順に、マイクロに乗り換えるのだが、和尚と添乗員の二人が取り残された。携帯で先行のアシスタントに本堂、大師堂の蝋燭・線香を済ませておくように連絡、ほぼ予定通りの2時間でお参りを終えた。石楠花もほんの一部を除いて、散ってしまっていた。残りの3ヶ寺は今治市になるので、リンリンパークで早めの昼食を済ませることに。59番国分寺では、握手大師と薬師の壺に行列ができる。58番仙遊寺の大師像の周りでは88ヶ所のお砂踏みを試みる。どうも和尚の組が最終組のようなので、ゆっくりと廻ることにする。大師堂の錀を使って、叩き方のレクチャー。
ご住職自慢のトイレ「西浄」を使ってもらい、打ち止めの57番栄福寺へ。門前の店が開いている。しばらく休んでいたので、御主人のじい様がご病気かと案じていたが、聞けば先日お亡くなりになったとか。なじみのお客さんたちが、御供養にと沢山買い物をしてくださった。入口の句碑の最後の一文字が読めなかったので、クイズにすると皆さん首をひねる。しかし正解が飛び出した。「春」が答え。
その句は『四国路は 遍路より 明けの春』。打ち止めは、14時35分。しまなみ海道を経由して帰路に。宝塚~池田で事故渋滞とのサインがでたが、通過時点では処理も終わりスムースに走行。19時15分守口着。合掌

 前神寺にて  緑陰に 立つお大師の 笑顔かな

横峰寺にて  石楠花の 宴終わりし 横峰寺

(写真は、横峰寺大師堂横の残り石楠花と大師像)


































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