2012年4月29日日曜日

西国7回 20~23番 西大寺

平成24年4月23日

41名のお客様と西大寺を8時10分に出発。帝産観光バスの車番は「484」、「皺寄らぬ」と覚えましょうと声を掛けた。京奈和道に入り京田辺PAで弁当のpick  upとトイレ休憩、10時前に20番善峰寺に到着。駐車場からは急な参道を登らなくてはならない。朝一番とあって、空気も新緑もさわやかだ。本堂で読経の後は、寺宝展や遊龍の松など自由に散策してもらう。和尚は、まず寺宝展を覗いた。桂昌院ゆかりの寺とあって徳川家関係も多い。皆がそろったので出発しようとすると、定期バスが登って来るというので、しばし待機。

善峰寺にて  黄緑の 若きもみじに 朝の露

21番穴太寺に向かう前に「豆屋黒兵衛」に立ち寄り。豆類の専門店で、お菓子類が豊富だ。穴太寺のお参り後、本堂の特別拝観。20人超えると300円が200円になるというので希望者を募ると、ほとんどの方が参加という。明治時代に天井裏で発見された「涅槃釈迦像」(寝釈迦のなで仏)が人気の的だった。日本庭園を見学するにはさらに200円とあって、こちらは皆パスする。来年が33年振りのご開張の年のはずなので確認すると、西国札所会の特別ご開張があったので、来年のことはまだどうするか住職から聞かされていないという。繰り上げご開張と云うことで、来年は中止かもしれない。車中で昼食を摂り、23番勝尾寺へ向かう。素晴らしく手入れが行き届いていて「仏教テーマパーク」という印象だ。山門をくぐり、石段を登ると多宝塔が目に飛び込んでくる。桜と新緑のコントラストが見事だ。

勝尾寺にて  新緑と 桜が包む 多宝塔

同参道にて  白赤も まだらもあり 石楠花や

打ち止めの寺は22番総持寺。山陰流包丁式の藤原山蔭が開祖とあって、日本の板前さん達の総本山だ。駐車スペースがないので、バスと待ち合わせて乗車、帰路に着く。打ち止めは16時
。上天気で、さわやかなお参り日和だった。合掌
(写真は、上は善峰寺の山門、下は勝尾寺の多宝塔)

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