2012年4月13日金曜日

西国1回 青岸渡寺 西大寺発

平成24年4月3日
西国1回のお参りは1番青岸渡寺のみなのだが、これが一日懸かりの大仕事なのだ。しかも、台風並みの風雨が予想されている。お客様は33名、皆さん覚悟して雨対策は万全のようだ。中田食品で梅干し工場を見学し、那智山の麓のかまぼこセンターに到着したのが13時を廻っていた。雨風が激しいので、那智の滝も覗くだけにと話したが、結構がんばって見学してきたようだった。全身濡れネズミ状態でバスに戻り、「すごい水量でした」と口々に。ところが出発しようとすると、一人お客様が足りない。どうも、滝に行かず一人山を登ったようだ。添乗員が山道を走って追いかける。和尚達は、参道から登ることに。すると件のお客様が降りてくるではないか。バスで待つように言って、添乗員に携帯で連絡、添乗員はバスに戻り納経帖などを持って再度山登りだ。お客様は、遅れてはいけないと思い、先に登ったという。一言伝えてくれていれば良かったのだが、風速20m超の雨の中、添乗員は汗と雨でドロドロ状態だ。青岸渡寺でお参りの後、副住職の法話を聞く。どうも一番激しいタイミングで我々はお参りしたようだ。15時半ごろ出発、2時間ほど走ると雨は上がり、青空ものぞいて夕陽が美しい。19時半ごろ紀ノ川SAでニュースを見ると瀬戸大橋上で、電車が止まり170人が閉じ込められているらしい。20時45分西大寺着。2号車は、高速道路で風にあおられた乗用車に接触され、警察の現場検証とか。近鉄電車も混乱していたが、何とか最寄り駅にたどり着いた。合掌
 
  咲き誇る 桜直撃 山嵐

  嵐去り 折れし桜の 枝悲し

1 件のコメント:

  1. 和尚の靴も靴下も雨でびしょ濡れ。靴下を「ちかつゆ」で探し求め、はきかえた。ビニール袋でカバーし、やっと人心地を取り戻した。2号車の先達さんは、12時過ぎの帰宅となったようだ。

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