2011年11月11日金曜日

西国2回 堺発


平成23年 11月9日

和尚にとっては3日連続の山登りとなる。堺から三国が丘、泉ヶ丘と廻って、まずは4番施福寺の山登りから。お客様は36名。無理をしないようにとお話ししていたら、2人は和尚に納め札を託して遥拝することに。観光センターで杖を借りるように勧め、ご主人にご挨拶。いつもご接待いただくので、今日は「ようおまいり」をプレゼントに持参した。全員が登りきるのを待って、本堂に上がり込みお勤めだ。汗の引く間、いろいろと話をさせていただいた。皆さんへのおすすめは、「草餅」に「しぶ柿の葉寿し」だ。ご主人が自慢するだけあって、これは旨い。1時間ほど走り、「マリーナシティ」で昼食。遅めの御昼となったが、「食事作法」、添乗組は「助六寿し」のお弁当。すぐ近くにある2番紀三井寺の石段を登る。名前の通り3つの井戸がその由来、石段も紀伊国屋文左衛門の故事により「結縁坂」とも云う。お参り後、松本明慶の大観音堂でご案内。入館料200円だが、70歳以上は100円だ。3階まであがり外回廊から、観音様のお顔を拝する。回廊からながめる「和歌の浦」も素晴らしい景色で、万葉集に歌われるはずだ。さらに1時間ほど走り、3番粉河寺に。境内は広く、見どころも多い。内陣へ拝観料は300円だが、今回はツアー代金に含まれているとかで、皆で上がりお勤め。そして国宝「粉河寺縁起絵巻」の写本や「野荒らしの虎」(伝左甚五郎作)や仏様など拝観して打ち止め、丁度17時だ。泉ヶ丘18時着。合掌

 施福寺にて  柿の葉の 寿しや草餅 槇尾寺

          秋の風 杖を頼りに 登る寺

 紀三井寺にて 和歌の浦 見下ろす千手 秋の風

(写真は 粉河寺の桃山式庭園)

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