2011年11月10日木曜日

四国2回 7番~11番 西大寺発


平成23年11月8日

西大寺から21名のお客様と阿波路へ向かう。人数が少ないので、添乗もアシスタント無しだ。阪神高速の渋滞をさけて、近畿道経由で淡路島を渡る。2回目なので、基本的なことをおさらいしながらの走行だ。1番霊山寺で、追加の買物の後、11番藤井寺へ。この道中で昼食を摂って貰う。梅田からのバスが先行していて、大師堂のお参りを合同で勤め、奈良組はその後本堂へ。本堂外陣天井の30畳敷きの雲龍図に皆の感嘆の声。10番切幡寺は、800m+333段の石段だ。歩き組とタクシー組に分かれて望むのだが、なんとタクシーは3名のみ。お参りの後は、大塔まで案内して吉野川を見下ろす景観を楽しんでいただく。階段の途中にある不動堂で、息を入れながらお不動さんのご真言の練習。リズム感が難しいようだ。下山し金山商会でお茶のご接待、「ようおまいり」を買われたお客様から署名を求められ「和顔施」と書き、意味を説明する。9番法輪寺門前の「あわじ庵」には電話を入れて草餅の確認をしておいたのだが、残り少ない上に、先客の団体がお参り中、売り切れを心配して奈良組はお参り前に草餅を確保してもらうことにした。また、駐車場に来ている果物屋さんも大人気だ。8番熊谷寺では、ご詠歌の声が流れる中、多宝塔から中門へ。中門の門番は持国天・多聞天だ。多聞天は、独尊として祀られると「毘沙門天」と呼び名が変わると説明すると、「えー」と声が上がる。大師堂が、丁度本堂の屋根の高さにあり、鬼瓦が間近かに観賞できるので、撮影会の様相となる。7番平等寺が打ち止め、「治眼疾目救歳地蔵」がなぜ「歳」と表記するか?年齢に関係なく救うという意味が込められていると説明する。実は、和尚も、知らずに「ようおまいり」の中では「救済」と書いてしまったのだ。色白の役者のように美男子のお大師さまにご宝号を7遍唱え、打ち止めだ。中門に上がり「愛染明王」におまいりして、16時過ぎ。渋滞をさけて、宝塚経由で走り西大寺19時半帰着。合掌

  切幡寺にて  秋霞み 鏡の水面(みずも) 吉野川

(写真は熊谷寺中門の多聞天)

1 件のコメント:

  1. 多聞天(毘沙門天)は、四天王の中で最も由緒正しい善神。
    福徳の名が遠く聞こえるというので「多聞天」、財を授けるから「施財天」ともいわれる。北方守護の武神として尊崇される。
    妻・吉祥天と善膩師童子を脇侍として配することもある。
    左手に宝塔を持つので判り易い。

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