2011年4月21日木曜日

広島阪急 西国6回 30~33番


平成23年4月16~17日


広島からのバスに添乗するに、合流は名塩SAから。2号車の先達やアシスタントと駅に集合してタクシーで向かう。西国は、いつも日帰りなので、宿泊は初めてとなる。11時過ぎに乗車、お客様は35名。草津SAで休憩し、近江八幡の「あきんどの里・千里庵」で昼食、安土城址の桜が見事、31番長命寺には14時。湖岸から中腹の駐車場までタクシーに分乗する。そうすると残りは100段ほどの石段で本堂だ。いつもは歩け歩けなので、いささか拍子抜けの寒あり。行きはタクシー待ち、帰りは納経待ちとなったが、14時50分32番観音正寺に向け出発。観音正寺もタクシー、降りて10分ほど参道を歩くと境内に着く。本堂に上がり、お勤め、希望の方に内陣での拝観をおすすめする。(300円)お身ぬぐいができるので、参加者には好評だ。本尊・千手観音は、松本明慶大仏師の作、その白檀の残材を利用した線香をいただいた。16時40分に打ち上げて、宿の長浜ロイヤルホテルへ。40分ほどで到着、「自由訳・般若心経」のコピーをお願いすると1枚30円という、それを粘って10円にしてもらった。巡礼さんへのご接待という訳だ。感謝!

  近江路を巡る   観音の 山寺めぐる 春近江

  観音正寺にて   白檀の 千手観音 春の寺

2日目は、目の前の長浜港から竹生島にチャーター船で向かう。一昨年就航の新鋭で、パーティやディナーショ=もできる貸切専用船という。バイオディーゼル燃料で走り、太陽光や風力発電システムを採用したエコロジークルーズ船だ。湖上から眺めると北の山並の頂上付近は残雪が光っている。30番宝巌寺の本尊は弁天さまと観音様だ。石段を登って弁天様からおまいりし、下って観音様へ。更に神社におまいりし船着場へというコースだ。いつもお世話になるみやげ物屋で甘酒を頂く。長浜の黒壁スクエアを散策し、レストランで早めの昼食をとって結願の33番華厳寺へ。参道の桜並木を保護するため、バスは進入禁止。15分ほど歩いてもらう。この寺は、本堂、おいずる堂、満願堂とまわり、朱印も3つ。15時ごろ帰路につき、我々は桂川SAでお別れ。広島までさらに5~6時間かかるという。本当にご苦労様です。合掌

  湖上にて     山はるか 光る残雪 春の湖(うみ)

  竹生島にて    桜舞う 石段登り 会う弁天

           春の湖(うみ) 浮かぶ弁天 竹生島

  華厳寺にて    花びらを 踏みしめ参る 谷汲山

           三堂を めぐり満願 山桜

(写真は、竹生島を船着場より眺む)

1 件のコメント:

  1. 竹生島の川鵜の被害は甚大で、ついに害鳥指定。近く、猟友会が駆除作業するという。

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