2011年4月13日水曜日

四国4回 17~23番 西大寺発


平成23年4月11~12日

28名のお客様を乗せて8時20分に西大寺を出発。奈良から2台、他所から2台合計4台のバスが同じコースを走る。和尚のバスは、最後尾に間違いないので、初日は3ヶ寺とし、その代わりお山を二つクリアーすることに。1番井戸寺を打ってお弁当、20番鶴林寺に向かう。ミカン畑の細い道を登る。白衣に鶴のご朱印をおすすめした。太龍寺ロープウエイへのルートは前回と違って十八女橋(さかりばし)を渡り、民宿坂口屋前から国道195号線を使う。道も狭く、対向車も結構いて難儀する。しかも大廻りだ。これなら前回の川沿いのルートの方が、相当良いと感じた。しかしバス会社によっては、ミカン畑も川沿いも通行禁止のようだ。ロープウエイも臨時便を出してくれたので、すこしゆっくり出来る。本坊廊下の龍の天井画に案内すると、なんとしだれ桜と紫木蓮が満開で迎えてくれた。18時前に宿入り。

  太龍寺のロープウエイより鶴林寺を望む   
     山遥か 桜の塔や 鶴の寺

2日目は、7時45分に出発。他の3台は初日に4ヶ寺廻れているので余裕だが、我が方は今日4ヶ寺廻らなくてはならないので、少し早目に出発した訳だ。18番恩山寺から19番立江寺へ。どうせ最後尾なのでのんびりと行こうと思い、本堂に上がらせていただいておまいりした。お地蔵さまを真近に拝めてお客様は大満足。大師堂前のしだれ桜も見事だ。22番平等寺では、白水の霊水を汲む方も。門前の果物屋さんに無理を云って文旦を1個だけ分けてもらった。(200円)打ち止めの23番薬王寺のお参り前に食事をするか、後にするか迷ったので、電話を入れて具合を確認してもらった。「大丈夫です。いつでもどうぞ」というので、先に食事をすることにしたが、これが最悪の事態で、4台分が鉢合わせ。席はあるものの、食事の準備がすすまない。添乗員総出で、配膳係だ。聞けば4台とも、電話を入れて確認すると同じ返辞だったらしい。お店の能力を皆知っているので、確認したのだが大騒動になってしまった。3台は、そのまま帰路につけるが、こちらは、これからお参りだ。こちらでも本堂の外陣に上がらせていただいてお参りすることにした。瑜祇塔からの眺めも良く、お客様に喜んでいただけたのが何よりだった。13時半帰路に。新井満の「自由訳・般若心経」のポイントを説明する。「阿波の里」に立ち寄ったところ、「よう、おまいり」が何冊もお買い上げで、せっせとサインさせていただいた。思ったよりスムースに走れ、西大寺着18時35分。お客様に「次の第5回は、さらに2時間ほど遅れますよ」と念を押しておいた。駅中の「豊祝」で一杯やろうと暖簾をくぐったら、電通の先輩も一人で一杯やっていた。久しぶりに酒を酌み交わして、近況報告。良いお酒でした。合掌

  平等寺白水の井戸にて
    白水の 霊水汲むや 花遍路

  立江寺大師堂にて
    満開の しだれ桜や 大師堂

  薬王寺瑜祇塔より日和佐の海を望む
    海亀の 生まれ故郷や 春の海

(写真は、太龍寺の紫木蓮)

1 件のコメント:

  1. 十八女橋を「さかりばし」と読ませるのには、驚いた。娘盛りということなのでしょうが、御婦人方は苦笑いだ。

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