2015年11月2日月曜日

四国1回 1~6番 天王寺発

平成27年10月31日

極楽寺の一願水掛不動尊
天王寺から44名のお客様と打ち始めのバス遍路。千手院大阪分院のメンバー夫妻もキャンセル待ちで滑り込んだ。秋晴れの天気だが、肌寒い朝。土曜日とあってか、いつもより渋滞で、淡路SAまで1時間半ほど費やした。三宮方面からのバスが1台出ていて、我々はそのバスを追ってのお参りとなる。「1番霊山寺に着くまでは、寝ないでがっばって下さい」と断って、初めての方を中心に「勤行次第」「作法」「納経用品」などについて解説する。霊山寺では、納経用品の買い物の後、記念撮影。和尚のお薦めは、1番と88番の写真は買って、お参り前とお参り後のお顔を見比べることだ。とても良い顔になっていると実感する。本堂で、尼僧さんの受戒と法話を2台合同で行う。三宮組は、先に大師堂のお参りを済ませての合流だ。お弁当タイムは、「2番極楽寺の後でと」断ってのお参り。「抱き地蔵」や「長命杉」とゆっくりとお参りだ。長寿庵で、住職の奥様と久しぶりのご挨拶。来月は宿坊にお世話になる。13時頃、6番安楽寺に向け出発。松本明慶作の仏像やご寄付された本尊薬師如来の由来など説明する。寒さしのぎに、コーヒーで暖をとる。5番地蔵寺の樹齢800年の大銀杏は、予想に反してまだ青さが優っている。4番大日寺では、大日如来のお姿について話し、回廊の西国観音様を拝みながら大師堂へ。観音様も年に数体づつ補修をする計画のようだ。大師堂やお大師様は補修を終えて、すっきりされている。3番金泉寺は、見どころの多いお寺。帰路のお菓子屋立ち寄りの時間が気になるものの、やはり、すべての案内しないと気が済まない。打ち止めは16時20分、これなら17時までにハレルヤ製菓に入れ得ると一安心。淡路HWOで休憩し、天王寺着20時。感想をを聞くと、初めての方は、相当疲れたようだった。「次回からは、大丈夫ですよ」とお別れ。合掌

 霊山寺にて  打ち初め 小春日和や 霊山寺
          
          永き日や 発心の道場 打ち初め

 極楽寺にて  抱き地蔵 抱きて祈るや 秋遍路

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