2015年11月18日水曜日

阿波路巡り 1~13番+17・19番

平成27年13~15日
法輪寺の鐘楼

13日に母校善通寺一高の創立11周年記念式典が行われるので、同窓会関西支部を代表して出席した。午前中に閉式するので、阿波の里を巡ることにした。讃岐うどんとおでんにチラシずしの定番の昼食を済ませ、1番霊山寺に走る。午後のお寺は、人影も少なく静かなものだ。お陰で隅々まで拝観させていただいた。2番極楽寺は、今夜の宿でもある。お参りを済ませて、確認すると17時の法要に間に合えばと云うので、3番金泉寺に足を延ばす。バス遍路で、気になっていた本堂裏手の多宝塔に行ってみると、何とそれは個人の墓所だった。極楽寺に16時半頃戻り、綴れ折りの階段を上り、本堂へ。夕食時に大奥さんにご挨拶し、御話を聞くと、ご住職共々80歳になられる由。後継者はお孫さんで、走り回る子供は、曾孫ということだ。曾孫さんのお守りが活力の素ようだ。翌朝、出発時に、鳴門金時を一箱いただいた。
14日 4番大日寺は、我が東寺真言宗の準別格本山。平成の大改修を順次行っている。費用の一部にと1万円寄付させてもらうと、記念にと「ミニ鬼瓦」の置物やお守りをいただく。ご住職の近況を尋ねると「このところ足が弱っています。私が寺に戻ってからです」と副住職の返事、「それは、安心なされたからでしょうね」と云うと「皆さん、そうおっしゃるのですが、」と苦笑い。5番地蔵寺では、久しぶりに奥の院「五百羅漢」にお参り。ツアーでは、時間の関係でお参りしないのだ。6番安楽寺門前の「しらかわ」でブレンドコーヒーを注文、美味しかったので、豆を購入した。7番十楽寺、8番熊谷寺から9番法輪寺と打って、門前の草餅屋さんでお昼にした。おうどんと草餅のセットで、これも美味。10番切幡寺へは、車で一気に境内下まで。切幡の大塔に上がり、写真を撮る。阪急から2台のバスが到着、馴染みの先達が頑張っている。麓の金山商会で、お茶のご接待を受け、お線香を求めるとこれもご接待してくださった。11番藤井寺の大龍の天井画が素晴らしい。ご存知ない家族連れのお遍路さんに、天井画や白龍弁天さんをお薦めする。12番焼山寺の納経所は、一人で複数の納経帖やお軸は、受け付けない。しかし「おいずる」は認めるという。これが根拠と、昔の霊場会の通達を置いてある、それによると、「おいずる」だけ認めるのもおかしいのだ。今夜のお宿は、19番立江寺、17時までに入らねばとひたすら走る。ギリギリに到着し、すぐ本堂で副住職のお勤め。同宿客は、イギリスからのご夫婦のみ。
15日 再度、焼山寺に挑戦する。そして11番大日寺に。和尚の詩吟のお弟子さんから、「千枚通し」を買ってきて欲しいと頼まれているので、17番井戸寺に向かう。本堂、大師堂でお勤めし、面影の井戸でペットボトルに霊水を詰め、少し早いが帰路につく。なぜなら、明日は西国10回の添乗で5時起床なのだ。合掌
 
 霊山寺にて  打ち初め 小春日和の 霊山寺

 井戸寺にて  小春日や 面影の井戸 閼伽を汲み

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