淡路島の夕日 |
20番鶴林寺の「鶴の朱印」とセットにするのだ。38番のお参りは諦めて、山門前の記念撮影と岬巡りを済ませることにした。何と蝉時雨の歓迎だ。18時頃、お宿の「足摺園」に。
30日は、7時30分出発。金剛福寺は一番乗り状態、本堂のお参り後、裏手を一周しびっしりと並ぶ仏像群を案内する。大師堂はご開扉され、お姿を拝見できる。左手に鎮座する「五智如来」について説明させていただく。特に大日如来の菩薩形がポイントだ。岬を下り、土佐清水港の「黒潮市場」まで30分ほど、「マグロのかぶと煮」が大人気だ。試食で、皆さん納得されるからと思う。40番観自在寺の大師堂の周囲は、八十八ヵ所のお砂踏みとなっている。平城天皇の遺髪塚など案内し、41番龍光寺へ。参道の「風月庵」に声を掛け、お茶と試食をお願いしておく。相変わらずの人気で、買い占め状態。42番佛木寺まではすぐそこだが、車中弁当とし駐車場でしばし時間を取る。大師堂左のお堂には、本尊や脇侍を弘法大師が彫られた残材を祀っている。1200年の古木ということだ。高速道路がつながったので、43番明石寺まで30分かからない。山門に掲げられた「三寳鳥」の漢詩を説明する。正確には「後夜聞仏法僧鳥」(ごやぶっぽうそうちょうをきく)という弘法大師の御作だ。ご宝号を7片唱えて打ち止めは14時40分。吉野川、淡路で休憩し、五位堂着21時。事故渋滞が発生したが、ドライバーさんの湾岸線~泉北道~阪和道~南阪奈道という選択が見事で、スムースだった。合掌
水車亭にて 梅雨晴れや 土佐路名物 芋けんぴ
足摺岬にて 足摺や 早蝉の声 かしましく
足摺園にて 七夕や 星を数えて 露天風呂
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