2014年7月3日木曜日

読売奈良 四国7回 38~43番 五位堂発

平成26年6月29~30日

淡路島の夕日
近鉄大阪線沿線を順に回りながら、五位堂駅前を7時30分に出発するコース。和尚は勿論、最寄りの五位堂から添乗、お客様は37名。お馴染みのお客様も10名ほど。四国の南端、足摺岬までの長旅とあって、ドライバーも二人体制だ。五位堂に到着までに相当時間が経っているので、香芝SAでトイレ休憩し淡路島の室津SAまで一気に走る。日曜日とあってか、高速道路は空いている。鳴門SAでお弁当のpick up、吉野川HWOで休憩し、名物「芋ケンピ」で名高い「水車亭」にお立ち寄り。15時前に、ようやく39番延光寺にたどり着いた。出来れば38番金剛福寺も打ちたいと思っていたが、先着のバスも2台あって、無理と判断。ゆっくりとお参りすることに。本堂、大師堂とお勤めし、眼洗いの井戸、天然記念物の「いぶき」などご案内。道中着の背中に海亀の朱印をいただく方も多い。
20番鶴林寺の「鶴の朱印」とセットにするのだ。38番のお参りは諦めて、山門前の記念撮影と岬巡りを済ませることにした。何と蝉時雨の歓迎だ。18時頃、お宿の「足摺園」に。
30日は、7時30分出発。金剛福寺は一番乗り状態、本堂のお参り後、裏手を一周しびっしりと並ぶ仏像群を案内する。大師堂はご開扉され、お姿を拝見できる。左手に鎮座する「五智如来」について説明させていただく。特に大日如来の菩薩形がポイントだ。岬を下り、土佐清水港の「黒潮市場」まで30分ほど、「マグロのかぶと煮」が大人気だ。試食で、皆さん納得されるからと思う。40番観自在寺の大師堂の周囲は、八十八ヵ所のお砂踏みとなっている。平城天皇の遺髪塚など案内し、41番龍光寺へ。参道の「風月庵」に声を掛け、お茶と試食をお願いしておく。相変わらずの人気で、買い占め状態。42番佛木寺まではすぐそこだが、車中弁当とし駐車場でしばし時間を取る。大師堂左のお堂には、本尊や脇侍を弘法大師が彫られた残材を祀っている。1200年の古木ということだ。高速道路がつながったので、43番明石寺まで30分かからない。山門に掲げられた「三寳鳥」の漢詩を説明する。正確には「後夜聞仏法僧鳥」(ごやぶっぽうそうちょうをきく)という弘法大師の御作だ。ご宝号を7片唱えて打ち止めは14時40分。吉野川、淡路で休憩し、五位堂着21時。事故渋滞が発生したが、ドライバーさんの湾岸線~泉北道~阪和道~南阪奈道という選択が見事で、スムースだった。合掌

 水車亭にて  梅雨晴れや 土佐路名物 芋けんぴ

 足摺岬にて  足摺や 早蝉の声 かしましく

 足摺園にて  七夕や 星を数えて 露天風呂

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