2013年7月10日水曜日

西国6回 16~19番+元慶寺 堺発

平成25年7月9日
元慶寺本堂
堺からの出発、お客様は38名。連日猛暑が続く、今日の京都の最高気温の予想は37度とか。
歩け歩けの京都市内のお参りなので、熱中症が心配になってくる。京田辺PAでトイレ休憩の後、16番清水寺へ。修学旅行のバスが何台か並んでいる。参道の参拝客は、いつもより少なめだ。
本堂に上がり、お前立の観音様のお姿を解説。清水型観音として全国に流布しているのだ。30分後にバス集合として、自由に参拝していただく。「清水の舞台」は目下大修理中だ。
和尚は、参道の「村上貴宝堂」へ。電通先輩の店主は不在だったが、女将さんにお茶をいただいて四方山話。17番六波羅蜜寺は、バスを国道に停めて、300mほど歩く。風の通る本堂に上がり、お勤め。錀の突き方など説明する。
お昼をいただきながら番外の元慶寺へ。幹線道路沿いにある日野自動車の整備工場に駐車させてもらって、1kmの歩き巡礼だ。先頭を和尚が、最後尾に添乗員が付いて迷子予防。西国中興・花山天皇出家の寺だが、今は鄙びた佇まいだ。ご本尊は薬師如来。
市内に戻り、19番革堂・行願寺へ。納経所では、老尼住職がお元気に筆を執っておられる。一人で巡拝中の顔見知りの先達が、顔を見たいと待っていてくれた。久しぶりだ。打ち止めは18番六角堂・頂法寺。いけばな発祥の地の看板も上がっている。シースルーエレベーターに乗れば、上から六角の屋根が拝見できるのだ。打ち止めは14時40分。
帰路のお楽しみは、西本願寺前の「西利」本店。京都を代表する漬物屋さんの一つだが、ここでの試食は、お漬物を白ワインでいただくのだ。17時頃堺到着。こんな日もたまにはありがたい。合掌

 清水寺にて  雲の峰 三十七度の 京まいり

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