2013年7月15日月曜日

四国4回 17~20番 榛原発

平成25年7月14日
鶴林寺本堂前の紫陽花

昨日に続き、連休中のお参り。日曜日とあって大渋滞は覚悟の上だ。阪急トラピックスからは4台のバスが出ている。和尚は、三重県桔梗が丘、名張を経て奈良県榛原、桜井で集客するコースに乗る。和尚は、榛原が最終出発地と勘違いして(?)、早起きを強いられた。電車の便が良くなくて、7時頃に着こうとすると距離は短いのに5時起床だ。榛原からは馴染みのご夫婦のみ、おかしいなと思っていると、添乗員より「桜井からの乗車でなかったのですか」との声で勘違いに気がついた。桜井8時15分出発、お客様は37名。香芝SA、淡路SAでの休憩をとって、鳴門西でお弁当のpick upは12時前。なんと我々は、最終組で、時間差1時間。無事回り終えるか不安になって来る。17番井戸寺からのお参り。弘法大師の「面影の井戸」があるので、空きペットボトルを用意し、加持水としていただく。
20番鶴林寺~18番立江寺~19番恩山寺と次のコースを決めたものの、鶴林寺への道順についてドライバーさんと協議。このコースは初めてという富士交通の二人のドライバーは、国道、県道を走るコースを想定していたが、時間のロスを心配して、道は狭いが蜜柑山を登るコースを提案する。「頑張ってみよう」とそのコースを走ることに。お客様もびっくりするようなルートだが、1時間近く短縮できるのだ。雨が降ったり、止んだりの不安定な天候だが、傘は持たずに坂道を登る。
背中に「鶴のご朱印」を希望する方が12~3名居る。いつもは、お参りに後に各自で並んでいただくのだが、時間短縮を考え添乗員で預かることにした。しかし「今後は駄目」と叱られたようだ。山を下る途中で救急車がサイレンを鳴らして走ってくる。別のバスのお客様が転倒して頭から出血しているらしい。立江寺まで45分、時計が気になりだした。「お京さんの黒髪堂」を見学しバスが出発できたのは16時30分。添乗員が念のためと恩山寺へ電話をかけるが、繋がらない。ともかく17時までにたどり着くしかない。10分で駐車場着、そこから坂道を急いで、なんとかセーフ。和尚とお客様は、安心して本堂への石段を上り、梵鐘を突く。16時半を回っているので、「運心」でお願いし、ローソク、線香は取りやめ。打ち止めは17寺10分。
帰路の大渋滞を考えると、少しでも時間を節約したい。そこで、本来立ち寄る「阿波の里」「淡路ハイウエイオアシス」は、割愛することにした。添乗員が会社の了解を取り付け、和尚はお客様に説明して、室津SAのコンビニで夕食代わりになるものを買ってもらうことに。和尚もサンドイッチと名物竹ちくわを3本。バスは大渋滞の阪神高速を避け、宝塚を目指す。香芝SA21時、桜井駅21時45分。三重県組は、更に1時間近くかかる。ドライバーさんの決断と立ち寄り先のカットで、お客様もなんとか電車のある内に帰宅できそうだ。桜井でお別れし、ホームに上がると、向かいのホームのお客様が金剛杖を取り違えたとの声。添乗員と連絡を取って打ち合わせをしてもらう。無事名張駅で交換できたとお客様から連絡。よかったよかった。
毎回、迷子予防とまさかの時の為に和尚は携帯の電話番号を伝えている。たまには、このような忘れ物対応にも役に立つのだ。合掌

 鶴林寺にて  雷鳴の 轟く寺で 大読経

 立江寺にて  夏の雨 黒髪悲し 関所寺

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