2013年6月6日木曜日

西国9回 26~27番 なんば発

平成25年6月5日

一乗寺三重塔
梅雨入り宣言のあと、どういう訳が雨の降らない日々が続いている。今日も30度を超える夏日の予報だ。添乗員は、熱中症にご注意と連呼している。26番一乗寺と27番圓教寺をお参りするコースでいずれも天台宗のお寺。なんば発8時30分、第2神明道路が工事渋滞13kmということで、山陽道に迂回する。法華山一乗寺は、三つに分かれた石段を登るが、途中に国宝の三重塔が建つ。本堂に上がり外陣に座ってお勤め、お念珠の使い方など説明する。
昼食は、姫路城前の「高田馬場」。修理中のお城は、四角に幕に包まれて、一見すると巨大な昼行灯のようだ。ゆっくりと休憩を取って、書写山圓教寺へ。西国霊場ゆかりの性空上人開基の寺で、西の比叡山と称される。ロープウエイが15分毎の運行なのだが、臨時便を出してくれた。山頂駅から本堂(摩尼殿)まで20分程の参道、マイクロバス組と歩き組に別れ本堂へ向かう。(バスは500円)和尚は、歩き組7~8人と参道に安置された札所のご本尊像を説明しながら進む。登ったり下ったりだが、山の風が心地よい。本堂に上がってお参りのあとは、さらに奥へ。重文の大講堂・食堂・常行堂がコの字に並ぶ三つ堂へ案内する。「ラストサムライ」などの映画の舞台となっているところだ。自由に拝観してもらうことにして、遅くとも15時15分のロープウエイに乗るように伝えて解散。集合場所は、麓の「杵屋」だ。和尚は、数名のお客さんと早めに山を下り、コーヒータイム。
帰路は、明石SAで休憩して梅田着17時30分、さらに15分でなんば。梅雨とは思えぬ爽やかな一日だった。お客様の中に、電通グループの女性がいて、お互いにびっくり。ご縁ですね。合掌

 圓教寺にて   空梅雨や 西の叡山 圓教寺

 姫路城にて   梅雨空に 昼行灯か 白鷺城

 

0 件のコメント:

コメントを投稿