2012年1月4日水曜日

新年ご挨拶


平成24年1月4日

新年明けましておめでとうございます。
今年はうるう年で、お四国では「逆打ち」の年となります。功徳が3倍ともいわれ人気の年です。由来は、衛門三郎が弘法大師に出会うため21回目に逆打ちをして、焼山寺の中腹で出あえたことからと云います。従って今年のお参りバスは、順打ちと逆打ちの2系統が走ることになるのです。皆々さまの年末年始はいかがでしたでしょうか?和尚は、暮の29日に「常徳寺」で大掃除と法要、元旦は早朝から新年法要、3日もお勤めをしてまいりました。また3日は、家内と愛犬てつこを伴って、御所市、葛城山麓の「葛城一言主神社」に初めておまいりし「一陽来復」のお札を求めてきました。日本国中の「一言社」の総元締めとのこと。節分の真夜中に、恵方に向いてお札を、高いところに貼り付けるのが慣わしです。実は、家内の実家の早稲田の近くに「穴八幡さま」があり、「一陽来復」のお札を母親が送ってくれていたのです。両親が亡くなって、久しいのですが、家内がそれを思い出してのお参りとなった訳です。さて例年ですと、3日は、バス遍路に添乗しているのですが、今年の始動は8日からで、のんびりとしたお正月でした。しかし、例年楽しみの大学ラグビーは、早慶明が揃って敗退、箱根駅伝も母校早稲田は4位と惨敗、お陰で酒量が増えました。新聞によると、「戌亥のつけは、辰巳で返す」とか周期的には、好景気の年回りのようです。また昇竜には、雲つまり災いが必要とか。それはともかく前向きに「和顔施」でまいりましょう。1月14日11時を目標に京都・東寺にお越しください。真言宗挙げての「後七日御修法」の「後拝み」で1年をスタートさせましょう。集合ポイントは、灌頂院前の八幡さま周辺です。
合掌

    雨戸鳴る 風を聞きつつ 寝正月

    初詣 一陽来復 求む妻

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