2012年1月17日火曜日

東寺 後七日御修法


平成24年1月14日

毎年1月8日から14日まで真言宗最大の御修法が東寺で行われる。新年の七日間を神式で祈った後行われる為、「後七日御修法」(ごひちにちみしほ)と云う。真言宗各派の管長等15名が玉体安寧・国の安泰を祈り、21座の修法を行うのだ。今年の大阿、つまり大導師は、善通寺の樫原法主で、和尚の高野山仲間の栗峯師がお伴を勤める。御修法の後、熱祷の場である灌頂院が一般公開される。これを「東寺の後拝み」と云う。和尚は、これを目指しておいでなさいと、バス遍路のお客様に声を掛けている。最後の御修法を終えて、行列が出てくるのが11時半ごろなので、11時目標にお越しなさいといっているのだ。和尚は、師僧である砂原東寺長者に御挨拶と思い、10時前に近鉄東寺駅に着いた。すると、4~5名の御婦人に声を掛けられた。バスで和尚の話を聞いてやってきたというのだ。連れもって東寺へ向かう。和尚は、長者に御挨拶の後は、御修法の案内チラシを配らせていただいた。お遍路仲間が次々とやってきて30名ほどか。行列を「御宝号」で見送った後、1時間ほど並び入堂、薄暗い中ではあるが、両部の大曼荼羅・五大明王画像・十二天画像や護摩壇など七日間の熱祷の後を拝ませていただいた。お遍路仲間七名と遅めの昼食、「晦庵河道屋」に案内した。京都電通近くの有名蕎麦屋だ。和尚は、熱燗と蕎麦巻で身体を温めた。よろしければ、来年の1月14日、東寺でお会いしましょう。合掌
 
 東寺にて   足踏みて 寒さこらえる 後拝み(あとおがみ)

        一年の 安泰祷る 御修法(みしほ)かな

(写真は、樫原大阿の退堂)

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