2012年1月20日金曜日

四国 1回 1番~6番 西大寺発

平成24年1月18日

15日の守口からの1回目に続く、順打ちで西大寺から添乗。お客様は41名。なんと本日のバス遍路は阪急のみならず、他社もなく我々1台のみ。つまり、貸し切り状態と云うことだ。西大寺を出発して1番霊山寺に着くまで休憩を挟んで2時間半、ひたすらしゃべり続けた。初めての方がほとんどなので、勤行から御参りの作法まで御話をしなければならないことが山ほどある。霊山寺では、大師堂で尼さんの法話を聞き、本堂でも中に入って座って御参り。貸し切り状態ならではのことだ。2番極楽寺でも、「抱き地蔵」を順に抱いてご祈願、和尚は側でお地蔵さんの御真言を唱え続けた。6番安楽寺までに車中でお弁当をいただく。本堂から大師堂と仏様をゆっくり拝みながらの勤行、お客様の声も段々と大きくなってきた。門前の「しらかわ」でコーヒーブレイク、5番地蔵寺に向かう。2番の長命杉(樹齢1200年)といい、5番の大銀杏(樹齢800年)といい、その生命力には驚かされる。皆で霊気をいただく。4番大日寺は、和尚と同じく東寺真言宗のお寺、大日如来について説明する。本堂から大師堂へに回廊には、西国33所の観音様が並んでいる。打ち止めの3番金泉寺は、見どころの多いお寺なので、和尚はいつも最後にお参りすることにしている。ゆっくりと順に説明して打ち止めは16時30分。順調な一日だった。20時半過ぎ西大寺到着。和尚はいつもの駅中の居酒屋で、顔なじみと一杯。「よう、おまいり」を3冊注文された。合掌

         寒月の 凛たる朝に お遍路へ

 地蔵寺にて   大銀杏 寒に耐えたる 八百年

1 件のコメント:

  1. 逆打ち年の順打ちが、こんなにもゆったりとお参りできるとは思わなかった。意外と穴場ですね。

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