2011年3月14日月曜日

西国4回 9番~11番 難波発


平成23年3月14日

43名のお客様と出発。朝の勤行は、東北・関東大震災で亡くなられた方のご冥福も祈りつつお唱えしましょうと呼びかけて行なった。今日は順打ち、まずは奈良公園の興福寺南円堂から。高槻組と一緒に勤行、念珠の使い方や、合掌のやり方をお話しする。ゆっくりと宝物舘や東金堂など拝観することをお薦めした。昼食は、若草山の麓の「古都屋」。バスは春日大社の駐車場に預けて、少し歩く。次いで、花の寺としても有名な三室戸寺へ。四季折々の花で包まれるお寺だが、今は全くの端境期だ。
打ち止めのお寺は、醍醐寺。本来は山頂にいるはずの准胝観音は、落雷で塔屋を焼失した後のすみかは、女人堂から金堂と等と転々とされていて、本日は金堂に祀られている。お堂に上がり、塗香の頂き方を各自つまんでいただきながらお教えする。ここでも時間を取って散策していただいた。無事打ち止めの後は、御土産物。宇治の平等院近くの「喜撰茶屋」に立ち寄り、最後のお買いもの。18時梅田、18時半難波と、優雅なおまいりさせて頂いた。それは、上醍醐へのお参りが出来ずにいるためなのだが、聞けば来年には復活の兆しありだ。夕刻からの雨の予報もあったが、「自分がいるから、絶対大丈夫」との晴れ男もいて、良いお参りをさせていただいた。合掌

 興福寺にて  春鹿や 阿修羅もいます 興福寺

 三室戸寺にて 花の寺 蕾は堅し 三室戸寺

 醍醐寺にて  櫻待つ 醍醐の寺や 准胝母

(写真は、醍醐寺の仁王門)

 

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