2011年3月27日日曜日

四国1回 1~6番 西大寺発


平成23年3月26日

西大寺を26名のお客様と出発、土曜日とあってか阪神高速が渋滞し、淡路SAまで2時間かかってしまった。上天気なれど風が強い。バスが横揺れするほどだ。11時頃がタイミングか、鳴門大橋の下には渦潮の観潮船が出ていた。霊山寺に着くまで、ひたすらマイクを持って基礎知識の説明に務める。1番霊山寺では、大師堂で法話と受戒。東日本大震災の亡くなられた方の冥福と被災者の復興を祈る。2番極楽寺を打ち終えると既に13時半、遅めのお昼となってしまった。6番安楽寺の境内は花々が春の到来を告げている。阪急大阪で6台、阪急広島のバスもあって各札所はバスが列をなす状態、5番地蔵寺では、奈良と広島と一緒になって読経する。4番大日寺では、本尊大日如来のお姿について話をする。時間を気にしながらのお参りだったが、3番金泉寺に16時頃入れたので、安心して大師堂で空海一代記を語る。大師堂内に掲げられた絵伝が教材だ。打ち止めは、16時50分。立ち寄りの「阿波の里」では、和尚推奨の「青唐辛子味噌」が沢山お買い上げ。淡路HOを出る時の情報では渋滞情報が出されていた。明石海峡大橋も節電中の表示、最小限度の照明しかない。ドライバーさんのコース選択が当たり、20時半に西大寺着。2歳の坊やから85歳のおじいさんまで、皆元気に完走。坊やは、震災の影響で関東から避難してきているとのことだった。合掌

 鳴門大橋にて  渦潮や 春呼ぶ鳴門 観潮船

 霊山寺にて   震災や 冥福祈る 大師堂

 安楽寺にて   骨太の 大師見守る 梅椿

(写真は 安楽寺大師堂前の梅、椿)

1 件のコメント:

  1. 安楽寺本尊薬師如来の脇侍、日光・月光菩薩を前に、「太陽=女性」の話をする。兄弟子の土口哲光師の受け売りだが、相変わらずの大受けのテーマだ。奥さんが、家庭で日光をそそがなければ暗くなる。
    世の東西を問わず、女性は太陽なのだ。

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