2011年3月20日日曜日

四国1回 1~6番 堺発


平成23年3月20日

奇しくも今日は弘法大師の御逮夜である。堺駅前から7時50分定刻に、1番霊山寺に向けて出発した。お客様は28名、湾岸線も空いていて、1時間足らずで淡路SAに到着した。1回目は、いろいろとお伝えしなければならないことが多いので、和尚としてはしゃべり続けることとなる。ここに着くまでに、お勤めの仕方は、ほぼ説明できた。休憩後は、納経用品やお念珠について説明しながら走ると、あっという間に霊山寺に着いてしまう。納経用品の購入後、記念写真を撮り本堂でご住職の受戒・法話を受ける。2番極楽寺の後は、6番安楽寺に飛ぶ。この間で、お弁当をいただくからだ。どうも、我がバスが大阪組の中では先頭を走っているようだ。工事中だった安楽寺本堂前の拝殿は、ほぼ完成していた。多分、お四国では、数少ない事例になると思う。5番地蔵寺、4番大日寺と逆打ちするが、先頭を走っているせいか、とてもスムースに事が運ぶ。3番金泉寺を打ちあげたら、なんと15時20分。和尚の記憶にない速さだ。大体のところ、お参りはゆっくりペースの和尚なのでびっくりだ。天気予報では、崩れると聞いていたので、いつ降りだすかと思っていたが、お参り中は、お天気でそんな予報は嘘みたいだった。しかし、「阿波の里」で休息後、淡路島に入るとポツポツと降りだした。しかも連休の最中とあって、マイカー族が多くやや渋滞模様。淡路HOを出る時には、渋滞17kmの表示。方向転換し、北神戸線~神戸トンネルを経由して、生田川から湾岸に入るいうルートを選択、これが功を奏して19時前に堺に到着した。今日も1ヶ寺づつ、丁寧に説明しながらのお参りだったが、お客様のお陰でいいお参りができました。合掌

 大日寺にて   大日の 印を真似るや 遍路客

 地蔵寺にて   八百年 遍路を迎える 大銀杏

 金泉寺にて   遍路来て 和顔映すや 黄金の井

(写真は、安楽寺の本堂前の拝殿)

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