2016年4月13日水曜日

奈良国立博物館 信貴山縁起絵巻特別展

平成28年4月13日


特別展「国宝 信貴山縁起絵巻ー朝護孫子寺と毘沙門天王信仰の至宝ー」わいず倶楽部観賞会に参加。縁起絵巻の三卷が一挙に展観できると云うのは初めてのことらしい。5月22日までの期間中に何度か訪れる予定だが、今日は国立博物館の谷口耕生学芸部教育室長の解説が聞けると云うので、わいず倶楽部の企画に参加させていただいた次第。信貴山の一員として、客観的な話を聞く良い機会とも思っていた。パワーポイントを駆使し、絵巻の見どころなど聞かせていただき、大変参考になったと共に、その後の鑑賞が有意義になったのは言うまでもない。縁起絵巻には、じっくりと鑑賞する方が多く、列が中々前に進まない。信貴山縁起絵巻以外にも、国宝の粉河寺縁起絵巻や地獄草紙なども展示。
全体で5章の構成となっている。
第1章 「信貴山縁起絵巻」の世界
第2章 縁起の成り立ち
第3章 毘沙門天王の霊山
第4章 聖徳太子信仰の興隆
第5章 武家の尊崇
和尚たちは、5月10日の信貴山大本山千手院の田中眞瑞貫主の講話に合わせて、訪れる予定を組んでいる。その時には、「なら仏像館」がリニューアルオープンしているはずで、それも楽しみにしている。(4月29日オープン予定)合掌

   鉢が飛ぶ 縁起絵巻や 奈良の春

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