2015年7月16日木曜日

西国1回 青岸渡寺  なんば発

平成27年7月14日

青岸渡寺境内より那智の滝を望む
梅田~なんばのルート、お客様は42名。7時50分出発、初めてのお客様が多いので、お勤めからお参りの作法にいたるまで、ゆっくりと丁寧にレクチャー。高齢の方から、よくわかったと声がかかたので、目的は達したかも。早速、車中で勤行、紀ノ川SAで休憩し、南部の中田食品へ10時着。
梅干しや梅酒など南高梅の店だが、素晴らしい「ギャラリー梅園」がある。平山郁夫画伯の熊野古道の作品など美術品が展示されていて、自由に鑑賞できる。和尚はいつもお客様にお薦めするのだが、今日は、たまたま、展示の入れ替え中に飛び込むことになった。車中でお弁当をいただきながら、那智山麓の「かまセン」ヘ。線香、蝋燭のPICK UPと買い物タイム。いよいよ那智の滝と思ったら、なんと今日は年に一度の那智大社の例大祭「那智の火祭り」(扇まつり)の当日だった。滝の駐車場は、警察と消防車両に占拠され、バスは駐車できない。まずは、青岸渡寺からお参りとなった。熊野交通の駐車場も祭見物の観光バスで一杯だ。参道の石段を上って行く途中で、社殿から滝へむかう扇神輿の列に遭遇、なるほど扇がシンボルだ。本堂に入ると、祭のメインイベントの時間帯とあって、他に参拝客の姿は見えない。貸切状態でお勤めし、副住職の法話をいただく。西国の歴史や観音様の功徳の話など丁寧なお話、西国の札所でこうした法話が聞けるのは此処くらいなのだ。40分後の14時50分にバス集合と声をかけ解散。青空がくっきりとして、境内から眺める滝の瀑布が美しい。駐車場に戻り、「名物黒飴ソフト」だ。お客様にもこれはお薦めしているがいつも人気となっている。全員が揃ったところで、添乗員が滝参拝の希望者の確認をとる。滝の駐車場が使えないので、1時間かけて往復する必要があるのだ。15名が希望し、添乗員が引率、残りは待機だ。また、駐車場のトイレが、場所を変えて新築されて、木の香が満ち満ちている。聞けば、GW前に完成とか。帰路も往路と同じ道をたどるが、新しく延伸した高速道路の一部を利用、それだけで15分ほどの短縮とか。なんば帰着20時30分。お疲れさまでした。合掌

   夏の空 三筋の瀑布 那智の山

   那智大社 扇神輿や 火のまつり
那智大社例大祭行事案内

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