2014年12月18日木曜日

西国12回 32~33番 なんば発

平成26年12月17日
雪景色の華厳寺参道

全国的に低気圧が猛威をふるうと云う天気予報の中での、満願のお参り。さすがに数名のキャンセルがでたが、総勢41名のお客様と8時27分なんばを出発、32番観音正寺に向かう。佐々木六角氏の居城の跡で、自然石を積み重ねた石段は、約1200段。勿論タクシーのオプションもあってその希望者は28名で、料金は往復1310円。従って歩き組は13名、表参道は約1500m、標高430mで30~40分の行程となる。タクシー組は、我々を麓で下し、東に迂回して五個荘のタクシー乗り場へ。しかもピストン運転の上、山頂近くの駐車場から10~15分(500m)なだらかな山道を歩くことになる。タクシー組の最後と歩き組がほぼ同時に到着と云うペースだ。歩き組は、健脚の10人とのんびり屋の女性3人だ。下りの際の間違えやすい分岐点で、全員に周知して健脚組を追いかける。本堂で、全員揃うのを待って、ご本尊十一面千手観音を彫った「松本明慶」の説明や錀の叩き方を説明してお勤め。
強風の中、下山し「石寺楽市 」でバスの迎えを待つ。いつもながら30分以上は待たされる。この石寺楽市が開いていなければ震え上がるところだった。間もなく春まで閉鎖するという。12時15分迎えのバスに合流し、33番華厳寺に。ドライバーさんは、関ヶ原付近の雪も想定されていたようだったが、無事通過。しかし、岐阜に入ると次第に雪景色に。華厳寺に近づくころには、吹雪状態。除雪された参道を1km弱歩いて本堂に。本堂(現在世)笈摺堂(未来世)満願堂(過去世)の三堂を廻るのだが、満願堂は雪の中、除雪された1m程の巾しかない。列をなし線香・蝋燭の御供養、そして勤行。無事満願だ。1時間ほどかかって14時40分頃打ち止め。「満願の證」(2000円)を求める方も5~6人いる。15時20分出発し、10分ほどの「谷汲あられの里」でお買いもの。帰路は草津PAまでは順調、名神が事故渋滞とあって、第2京阪を走る。最初の下車地梅田界隈は、19時までに到着しないと、スキーバス優先で進入できないという。ドライバーさんの頑張りで、18時52分西梅田ガード下到着。駅前第4ビル前の特設宝くじ売り場に長い行列ができている。締め切り前の最後の「大安」ということか。イルミネーションで飾られた御堂筋を走り、なんば着19時15分。今年のイルミネーションは、淀屋橋から千日前まで距離が延びたが、その分豪華さに欠けるとはドライバーさんの感想。確かに車道側は紫1色、歩道側は黄色か白色の1色で単調と云える。合掌

    一筋の 道のみ黒く 銀世界

    吹雪たる 満願の道 谷汲山

1 件のコメント:

  1. 翌朝、腿もふくらはぎも悲鳴を上げている。次の日に筋肉痛がくるのは、まだまだ若いと独りにんまり。

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