2014年8月5日火曜日

牛久大仏

平成26年8月1~3日

和尚と牛久大仏
1日、伯父貴の三回忌法要と墓参りの為、千葉県柏市に向かった。一年振りの上京とあって、せっかくだから一献酌み交わそうと、電通時代の新人研修の仲間と新橋駅のSL広場で待ち合わせた。懐かしい顔三人と合流、ビールだ、焼酎だ、ワインだとしこたま頂いて、しかも仲間からご馳走になってしまった。ホテルではバタンキュー。
2日、総武線船橋から東武野田線に乗り換え「逆井」へ。事前に送っておいた荷物を解き、法要の準備。近くの蕎麦屋「無心庵」で昼食。叔母や従兄妹たちは18年振りというのに、親父さんも女将さんも良く覚えてくれていて、話が弾んだ。私を伯父貴と勘違いされそうになったのには閉口した。18年前は、ご近所で開業されていたという。今はすっかり有名店になっている。14時から身内が集まっての法要。夕食は、皆でお寿司屋さんでワイワイ。帰宅すると、遠くに花火が見える。恒例の花火大会という。
3日、墓参りに出発。茨城県牛久市にある牛久浄苑、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の経営だ。シンボルは、ギネスブックに世界最大の青銅製立像として登録されている「牛久大仏」。阿弥陀さんだ。墓参りの後、胎内拝観をさせていただく。和尚は三度目なのだが、拝観は初めてだ。高さ120m、総重量4400t、胎内の地上85m部までエレベーターで上がることができる。4、5階が「霊鷲山の間」で仏舎利が安置され、四方に窓があり東西南北を見渡せる。3階は「蓮華蔵世界」で約3400体の胎内仏に囲まれた金色の世界でいわば永代供養のゾーン。2階は「知恩報徳の世界」で写経空間、77席の写経席がある。1階は「光の世界」で、浄土の世界を観想する空間というところだ。上層部から順に拝観、大仏の親指の原寸大の模型や建築時の写真などもあり興味深かった。
帰路は、名物の「牛久沼の鰻」を食べようと、車を走らせる。なるほど、沼の周辺に鰻屋さんが散在している。飛び込んだ「伊勢屋」は、この辺で最も古いお店だった。これも大満足。
4日に西国の添乗があるため、午後から帰阪。夏休みとあって新幹線は家族連れのお客様が多い。
ちなみに、東本願寺派というのは、京都の浄土真宗大谷派(東本願寺)から分離し、西浅草の「東本願寺」を本山としている。

 遠花火 夜空彩り 音静か

 微笑みて 牛久大仏 盆まいり

 牛久沼 鰻味合う 残暑かな

 新幹線 子連れ家族や 夏休み

 

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