2014年8月23日土曜日

西国7回 20~23番 生駒発

平成26年8月20日

善峯寺 観音堂
生駒より43名のお客様と20番善峯寺に向かう。ほとんどのお客様が、和尚と一緒になったことがあるというので、アットホームな感じだ。京田辺で休憩後、20番善峯寺への急な山道を登るのだが、駐車場では、何とマムシのお出迎えだ。本堂に上がり込み、4台の扇風機を全開にする。パンフレットが新調されているのに気が付き、参考にいただく。お参り後は、「遊龍松」の見学をお薦めする。横枝は全長37m、正に龍が地を這う姿で天然記念物だ。
21番穴太寺の近くにある「豆屋黒兵衛」に立寄る。丹波の黒豆を加工して、いろいろなお菓子に変身させている。お昼が遅れそうなので、しっかり試食してくださいと送り出す。穴太寺の本尊は聖観音、なぜ「聖」がつくのか「変化観音」との対比で説明する。納経に時間が掛かっているようなので、和尚がお弁当係をかって出て、お茶と一緒に配布。丁度お昼時だった。山を越え、23番勝尾寺へ。スピーカーを通して流れてくる読経の声を聞きながら、石段を登る。勝尾寺は、かっては「勝王寺」。山門に掲げられた額には「勝王寺」とある。勝運の寺として「勝ち達磨」が有名だ。
22番総持寺は寺の近くまでバスは入れない。路上で下車して歩いて行くしかない。「山陰流包丁式」が有名で、板前さんの元祖が開基の山陰政朝中納言。4月16日には全国の板前さんが集まり、「山陰流包丁式」が公開される。納経が終わるまで、境内で散策してもらい、バスに連絡して下車地点で合流することとなる。打ち止めは何と15時丁度、大山崎から長岡京へ京都縦貫道が繋がったのが、時間短縮に貢献しているのだ。生駒着16時前、納経用品の返却や夕べのお勤めなど大慌て。こんなに早い帰着も、たまにはいいものだ。合掌

 善峯寺にて  善峯寺 マムシ迎える 残暑かな

          秋風や 頬撫で通る 山の寺

 勝尾寺にて  勝尾寺 読経流るる 残暑かな


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