2014年8月5日火曜日

西国11回 30~31番  生駒発

平成26年8月4日
高速船より都久夫須麻神社を望む

台風が熱帯低気圧となったが、怪しいお天気の中、8時30分生駒から添乗。お客様は42名、3割程はお馴染みのお客様だ。このコースは、琵琶湖の竹生島宝厳寺と808段の石段が待つ長命寺の2ヶ寺だが、歩くとなると結構ハードだ。長浜港からの高速船は、強風でしばしば欠航するので、それが一番の心配だった。車中で「西国巡礼のはじまり」という公式DVDを見てもらう。長浜港発11時30分、竹生島発13時20分という第3便でお参り。風は少しあるが、波は静かで湖上30分の船旅。島に上陸すると宝厳寺本堂まで167段の急な石段が待っている。本尊の弁天様に読経して、国宝の唐門から重文の観音堂へ。西国の本尊は千手観音様、やはり重文の船廊下を渡り、国宝の都久夫須麻神社本殿に至る。瓦投げに挑戦するご婦人方も。ゆっくりと案内したが、出港まで30分ある。和尚は、毎度お世話になる山本商店で一休み。もう少し吹くと欠航らしい。
長浜港から32番長命寺まで1時間、小雨が降ったり止んだりの状態。歩き組は10名、健脚ぞろいだ。蜩の声がが降り注ぐ中、石段を見つめひたすら登る。タクシー組も最後の100段は歩きだ。結局、ピストン運転のタクシー組を本堂で待つことに。梅田からの一行が、勤行中で丁度良かった。
予想通り、下りの石段は雨に濡れ滑りやすい。神経を集中させて下りと、先ずはアイス。和尚の法衣の下は、汗だくだ。1時間弱で草津SA、Tシャツに着替えて一息。生駒着18時。無事怪我もなく、
お参りの最中は傘を使うこともなく、良い一日でした。合掌

 長命寺にて  蜩の 声降る石段 八百余

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