2014年2月18日火曜日

西国4回 9~11番 西大寺発

平成26年2月17日
醍醐寺参道
大雪の後のお参りで、ご参加の皆様もホッとした面持ちでご挨拶をされている。いつもなら、JR奈良~西大寺~生駒と回るコースなのだが、行き先が南円堂~三室戸寺~醍醐寺なので、今回は生駒が最初の集合地点だ。和尚は、西大寺から乗ることにした。お客様は41名。和尚とは顔なじみの方が多く、初めてという方は4~5人程度。奈良の地元とあって、集合も10時過ぎとユッタリしている。しかし、添乗員は作業時間が少ないとあって大慌だ。11時前に9番南円堂到着、納経帖などの整理に追われる添乗員を尻目に、早速お参り開始。数日ぶりの好天気とあって、鹿におせんべいを与える観光客の姿もちらほら目に入る。お昼が、若草山の麓の「古都屋」なので、11時半頃まで、散策の時間を取らせていただく。春日大社の駐車場近くから、「古都屋」まで若草山を眺めながら歩く。食時作法をして昼食。
春日大社の駐車場に、三々五々戻ってもらい、10番三室戸寺を目指す。納経所の対応がお一人で、時間がかかりそうなので、お客様には境内をゆっくりお参りしていただく。和尚は、にわかに腹痛を覚え、トイレに駆け込むハメに。醍醐寺が23日の「五大力尊仁王会」を前にしての「前行」期間中とあって、15時半までに来て欲しいとのことだったので、醍醐寺へ。京都からの1台は、先に「喜撰茶屋」に立ち寄るというので、我々はお参りを済ませることを優先した訳だ。到着してみると、駐車場の入場も15時15分までと表示。京都組が間に合うか少し心配になる。参道には、五色ののぼり旗が連なり、お祭りモード一杯だ。一気に観音堂に向かいお勤め。15時頃の打ち止めだ。祖師堂をご案内していると、京都組が無事間に合ってやってきた。金堂では、15時からの法要の真最中だ。バスにお客様は揃ったが、納経が終わらない。そこで、五色の色が何を象徴するかを説明する。五色は五智如来を表し、さらに教令輪身たる五大明王を表す。
その関係は、
白色ー大日如来ー不動明王
青色ー阿閦如来ー降三世明王
黄色ー宝生如来ー軍荼利明王
赤色ー阿弥陀如来ー大威徳明王
緑色ー不空成就如来ー金剛夜叉明王
ということなのだ。
宇治川の畔の「喜撰茶屋」に立ち寄って、帰路に着く。JR奈良17時25分着、お疲れ様でした。今日も和尚は衝動買い。鹿革を鞣したものを一枚(1300円)、これはメガネ拭きに最高なのだ。そして
「筍ご飯の素」2合用(850円)。合掌

醍醐寺にて  五色なる 幟はためく 五大力

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