2014年1月6日月曜日

信貴山千手院 新年柴燈護摩

平成26年1月6日

柴燈護摩の導師
大晦日より新年5日まで、初護摩の導師を交替で勤めてまいりました。千手院は「護摩の千手院」として名高く1300年の間、毎朝6時に護摩を勤修し続けており、毎週日曜日には柴燈護摩を修します。新春は、零時より7日まで勤修されるのです。和尚は、朝から夕方まで、30分交代を原則に2人で導師を勤めました。昨年に比べると、寒さはそれほどでもなく、天気も小雨が少しぱらついた程度で、申し分のないお参り日和でした。初詣のお客様の大半は、信貴山の本堂にお参りされた後、帰路に千手院に寄られます。柴燈護摩の太鼓の音や法螺貝の音、行者さん達のご真言の声に引き寄せられるのでしょう。和尚は一人中央に座り、お祈りを続けているのですが、やはりその音に気持ちの高まるのを感じます。お客様は、護摩木に願い事を書き、護摩の火に手を合わせ、そして行者さんに梵天や錫杖でお加持をしてもらうのです。
山門に掲げる看板のキャッチフレーズをと云われ、瞬間口からでた言葉が「飛躍の午年 祈願護摩」。初詣の皆様の祈願の護摩木を読み上げながら、火に投ずる訳ですが「家内安全」「身体健全」というのが双璧でした。
和尚も気分一心、明日からの「善光寺御礼参り」を皮切りに先達もスタートです。
蛇足ながら、「電通社友会」とクリックしてみてください。ホームページの巻頭に和尚の「馬」の字が掲載されています。但、松の内の間のみです。合掌

信貴山にて   初春の 梵天加持や 夫婦連れ

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