2012年12月13日木曜日

逆打ち7回 45~41番 守口発

平成24年12月11~12日

明石寺の夫婦杉
久しぶりに守口からの乗車、お客様は31名。8時20分過ぎに出発、近畿道~山陽道を経由して瀬戸大橋にて四国に入る。2回ほど休憩を取り、松山郊外の砥部焼陶芸館到着が13時40分。砥部焼の窯元が集まっての直売場というところか。いよいよ45番岩屋寺に挑戦。なにしろお四国のバス遍路では最大の難所で、30分は通常でも歩かなければならない。前日が今冬一番の冷え込みと聞いてはいたが、参道は全くのアイスバーン状態、足元が滑ってまともに歩くこともできない。手すりを頼りに登ってゆく。「無理をしないで!」といってはおいたのだが、お互いに助け合って、全員登りきった。納経所で、仏教稲門会の先輩である大西住職にご挨拶。お参り後の下り道が、上りより大変だった。麓の「一休館」で生姜湯のご接待を受けて温まる。予定より時間がかかってしまったので、44番大宝寺の納経時間が心配になってきた。いつもの進入路は、凍結の恐れがあり、国道から迂回する。駐車場に16時40分着、添乗員が納経所へ走る。お客様と山道に向かうが、やはりアイスバーン状態。手すりもないので、黒く地肌が覗く部分を選びながら、ソロソロと歩むが、日暮れと重なり危険極まりない。なんとかバスに全員が戻ったのは17時35分。冷や汗ものの一日だった。お宿はホテル奥道後、かけ流しの温泉で疲れを癒す。
12日、7時30分出発。松山道を南下するが、松山から大洲の間は強い雨。長いトンネルを抜けて西予に入ると一転して雪景色だ。西予宇和~宇和島北の間の高速道路は雪で通行止めとなった。43番明石寺は雪の中のお参り、新雪で凍るところまで行っていないので、まだ歩き易いのが救い。大師堂前の夫婦杉の下に集まり、雪を避けてのお参り。42番佛木寺に向かうのに、歯長峠越えをするのだが、危険というドライバーさんの判断で、国道56号線を南下する。雪は雨に変わり、宇和島に近づく頃には、晴れ間が顔を出した。42番佛木寺、41番龍光寺と打って12時15分打ち止め。龍光寺参道の「風月庵」のお饅頭が人気だった。昼食はハイウエイレストラン「宇和島」。石槌山、吉野川のハイウエイオアシスや淡路SAで休憩を取り、守口着20時前。とてもスムースに帰ってこれた。大した怪我もなくてホッと一安心。和尚もこんな天候は初めての経験、アイゼンを用意すべきだったと反省。合掌

 岩屋寺にて   凍る道 手すり頼りに 登る寺

 明石寺にて   新雪を 踏んで本堂 千手さま

         錫杖を 持つ手凍らす 師走雪

伊予路にて    雪や雨 のちの青空 伊予路かな


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