2011年8月3日水曜日

四国2回 7番~11番 堺 発


平成23年8月2日

堺から20名のお客様と出発。2周目に入ったと云う女性2人組は、1周目の第1回で一緒だったという。また顔なじみの男性からは、すごい写真をいただいた。縦150cm,横90cmの焼き板に不動明王を描き、般若心経をも彫り込んだものだという。お不動さんは青不動で、お顔は東寺のお不動さんを参考にしたとか。それを撮影し、A4サイズに縮小した見事なものだ。今日のコースは、3台出ている。終始2番手のお参りだった。1番霊山寺に立ち寄って買い忘れの物を仕入れるのだが、和尚の「よう、おまいり」が良く売れて「和顔施」の署名に追われた。ご住職も、納経所でのんびりとされていたので、高野山大学が招聘したダライ・ラマ法王の講演会などを話題に懇談。早めのお昼を車中でいただきながら11番藤井寺へ。いつも通りの逆打ちだ。10番切幡寺へは、タクシー組が8名、12名が和尚と歩きを選択、大汗をかきながら大塔まで案内した。今年は権中先達に昇補申請する95歳老や藤井寺から申請するという方もいて、ベテランの多い多彩な顔ぶれ。1ケ寺当たりの新任先達の申請枠は30名までとのこと、霊山寺は満枠で、4番大日寺にお願いしている由。9番法輪寺に向かう前に、門前の「あわじ庵」に電話して「草餅」の確認。たまに休みだったり、売り切れだったりして、女性軍が、がっかりするからだ。今日は大丈夫だった。8番熊谷寺の大師堂は、高台にあり、本堂の鬼瓦が良く見える。鬼面を昇り龍と降り龍が両側から挟んでいる仕様だ。風もよく通り、ベンチに座っての勤行もさわやかだった。7番十楽寺、「治眼救歳地蔵」の「歳」は年齢に関係なく救うとの意味と説明する。和尚も「済」と思い「よう、おまいり」では、「済」を使ったのだが、十楽寺のパンフで意味を理解したのだ。大師宝号を7遍唱えて打ち止め、愛染明王堂をお参りして帰路に着いた。合掌

  切幡寺にて   葉月雲 厄坂登る 切幡寺
  
          はたきりの 観音仰ぐ 夏遍路

  熊谷寺にて   涼風に 汗引く顔や 熊谷寺

(写真は、切幡寺山門)

1 件のコメント:

  1. 8月に入ったお参りで、覚悟はしていたが、結構良い風が吹きました。
    そのせいか、切幡寺を歩いて参る人が多かったのかも。

    返信削除