2011年8月25日木曜日

四国8回 44~51番 西大寺発


平成23年8月22~23日

奈良方面からのお客様40名と出発。内10名は、かって和尚と一緒とか。奈良から2台、梅田、高槻から各1台の合計4台が阪急から出ている。三木SA、高瀬SAで休憩を取り、砥部焼陶芸舘に13時半到着。まずは45番岩屋寺に向かう。バス遍路最大の難所とあって、皆さん緊張気味に歩をすすめる。しかし、なんとか全員登りきり、お勤めできた。皆で穴禅定に入り、蝋燭を灯して視界を確保。納経所で早稲田の先輩の大西住職を訪ねると、お出かけ中でまもなく帰るはずとのこと。やむなく下山したが、なんと中腹でばったり、お会いできた。お寺の方々は、毎度この参道を登り降りしなければならない訳だ。いつもの「一休館」で御接待に預かりながら、汗を拭く。ついで44番大寶寺に。16時半ギリギリに入れ、何とかお蝋燭、お線香を供えることができた。17時頃の打ち止め。「すごうさん」でお茶をいただいてホテル奥道後に。大粒の雨が車窓を叩いたが、松山市内に入るとほぼ止んでくれた。18時半到着。夕食のバイキングは、奈良組2台でテーブルを囲んだ。
  
  岩屋寺にて  夏木立 登り拝むや 岩不動

2日目は7時40分出発。51番石手寺より打ち始め、記念写真を撮り、本堂、大師堂、宝物舘と廻る。衛門三郎再来の石を見ての感想は、いつもの通りだ。しかし、写真を撮って満足気だ。そこから46番浄瑠璃寺に戻り、巡打ちする。大師堂の真魚像を順に抱きしめご祈願、時間はかかるが、仏様を抱けるのは、2番極楽寺の石地蔵さんとここの真魚像だけだ。47番八坂寺を打って「衛門三郎の里」でトイレを借り休憩。48番西林寺、47番浄土寺と廻るが、浄土寺で夕立ちに会い、鐘楼の屋根の下に逃げ込み遥拝。駐車場にたどり着くまでにびしょ濡れとなる。50番繁多寺で打ち止め。鐘楼の添乗に描かれた24孝の極彩絵に感嘆の声も。13時を過ぎてしまったが、「伊予かすり会館」で昼食。食後は、「塩アイス」に人気集中だ。あとは、ひたすら走るだけ。20時半頃西大寺到着。
合掌

  石手寺にて  三郎の 石見て笑むや 夏遍路

  浄瑠璃寺にて 真魚像を 抱き微笑む ハスの寺

  浄土寺にて  夕立に 鐘楼借りる 遍路かな

(写真は、浄瑠璃寺山門の子規の句碑
「永き日や 衛門三郎 浄瑠璃寺」)

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