2009年7月3日金曜日

ご縁(読売奈良・四国9回 41番~45番)


平成21年6月21~22日

読売旅行奈良営業所主催のお四国バスに添乗。
第8回にも添乗していたので、40名中30名は同じ顔ぶれ。
今回は、前回と話がダブらないように気をつけた。添乗員は、石津・沖のさわやか青年コンビ、バスは奈良観光バス(喜多ドライバー)。初日は、バス遍路では最大の難所45番岩屋寺から、最低30分は、山道を歩かなければならない。皆、汗だくになりながらの参拝で、最後にたどりついたのは、80歳を超える木村のおばあちゃん。権大先達の資格を持つ。岩屋寺の大西完善住職は、早稲田の先輩で「関西仏教稲門会」のメンバー でもある。納経所を訪れ、ご挨拶。44番大宝寺門前「すごうさん」でお茶のご接待を受ける。和尚の「ようおまいり」も置いてもらって懇意にいていただいている。
ホテル奥道後に泊まり、2日目は、源氏ゆかりの43番明石寺、弘法大師が唐から投じた宝珠が起こりの42番佛木寺、神仏同居の41番龍光寺と打って真珠会館で昼食。
森田澄江社長に、いつもいただくハンカチを選んで四方山話しをする内に、共通の友人の名前が飛び出した。
早稲田の稲吟会(詩吟クラブ)で同期の井上三郎君である。彼は軟式野球部にも籍を置いていたと記憶するが 、卒業後地元の新聞社愛媛新聞に編集記者として入社、最後は広告局長を務めた。和尚の電通時代に松山ロータリークラブで欧米のシルバービジネスに関する卓話の機会があったが、彼が駆けつけ記事にしてもらったり、お遍路本の編集を彼が手がけている時には、先達として取材を受けたこともある。
そんな親しい彼と高校の同級生というでは、ないか。そうすると私とも同じ年ということになる。ご縁とは不思議なもの、本当に世間は狭い。一遍に、旧知の友のように打ち解けた。
お土産にと、真珠会館オリジナルで、ここでしか販売しないというチョコレート菓子「パール スイート クランチ」(15個入り・630円)をいただいた。「宇和島市推奨品」で、ひとつひとつ包装されているところから、出張のお土産として皆に配るのに便利と、良く売れているとか。歯ざわりがサクッとして美味しい。
そうそう、龍光寺門前の「風月庵」で和生菓子「福印黒糖饅頭」と「福印吹雪饅頭」のご接待をいただく。 黒糖饅頭は、漉し餡と黒糖、吹雪饅頭は、粒餡と山芋粉がアレンジされているが、結構大きくて好評のようだ。ご縁に感謝、感謝の遍路旅であった。 (写真は岩屋寺大師堂・重文)          合掌

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