2018年8月15日水曜日

四国11回 66~77番 なんば発

平成30年8月5~6日

久しぶりの四国で、しかも古里コース。お宿が丸亀のオークラホテルというので、さぬき市の姉さん先達とデートの約束をしておいた。なんばを8時20分集合で66番雲辺寺を目指す。室津PA、津田の松原で休憩し、雲辺寺のロープウェイ乗り場に着いたのが、タイミング悪く出たところ。15分程待って、12時40分発で昇る。西の高野というだけあって、大師堂の雰囲気は、奥之院仕様なのだ。下りは、13時40分、67番大興寺の石段の脇には、弘法大師お手植えといわれる、栢木や楠が並んでいる。天台・真言の道場であったところから
天台大師と弘法大師の二つの大師堂がある。68番神恵院、69番観音寺は同じ境内にあり、
納経所も一カ所だ。添乗員は助かるが、お参りの方は手を抜くわけにはいかない。初日に6ヶ寺は回りたいものと、協議。77番道隆寺さんなら少しは待ってくれるのではないかと、電話を入れると、うれしい返事。70番本山寺の五重塔の工事は順調のようで、姿が見えるようになってきた。16時半過ぎ、道隆寺に今から向かうと連絡を入れ、高速道路へ。和尚は、門前の「サンエイ」に電話を入れて店を開けていてくれるようにお願いする。17時過ぎに到着、火の気は使用しないように声をかけて、打ち止めのお参り。和尚は、白作務衣を購入。ホテルの夕食はパスして姉さん先達と「一鶴丸亀店」へ。骨付き鶏の有名店で、日曜日とあって行列だ。鶏めしもいただいて大満足。
6日 7時半出発、76番金蔵寺へ。智証大師円珍のご誕生所で、乃木将軍妻返しの松など説明する。本日の難所71番弥谷寺へ向かう。寺のマイクロに乗れば大師堂の下まで運んでくれる。往復でも片道でもOK。37人の半数ほどは歩きへ…というのも大師堂から本堂までの方が大変なのだ。歩きの方には、俳句茶屋で休憩しましょうと話していたのだが、行ってみると工事用の板囲いでつつまれている。崩壊の危険があり工事予定の看板が見える。納経所で聞くと、元々寺の持ち物で、先代の方が亡くなり、崩壊の危険があるので工事をしようとしているが、後を引継いだ方が、立て籠もり立ち退かないという。従って、いつ工事ができるかわからないというのだ。73番出釈迦寺から72番曼荼羅寺へ回ることに。両寺の中ほどに西行庵がある。曼荼羅寺には西行法師の昼寝石や傘け櫻なども。74番甲山寺は満濃池修復の功労金で弘法大師が建てたと云われる。毘沙門天の兜に山容が似ているところが寺名の由来とか。お昼は、金刀比羅宮麓の「にしきや」打ち止めの75番善通寺はゆっくりお参りしたいため、最後に置いておいたのだ。駐車場から金堂まで歩き、堂内でお勤め。人数が多いので、お伺いを立てたら許して貰えた。他のお客さんが少なくてラッキーだったかも。御影堂に行く前に「堅パン屋」に案内、これも人気の品だ。団体写真を撮って、御影堂へ。希望者を募って、親鸞堂へお参り。また、四国霊場の出開帳本尊の見学もお勧めする。やはりたっぷり1時間を要した。14時20分帰路につく。渋滞を迂回しながらの走行で梅田着19時前。

 西行の昼寝の石や曼荼羅寺

 網代笠蝉の留まりて笑みこぼれ

 先達の笠に留まれる蝉一羽

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