2018年3月21日水曜日

阪急(東京)西国全周 7泊8日 2日目・3日目

11日 ホテルを8時に出発。いつもなら4番施福寺の山登りからスタートするのだが、大阪から3台のバスの予約が入っているというので、3番粉河寺へ向かう。9時20分に到着、奥行きが深く見どころの多い寺。案内図で概要を説明し、順に案内して巡る。四天王の揃う中門をくぐると左手に若山牧水の歌碑、本堂前の庭園も素晴らしい。2番紀三井寺の石段は結縁坂ともいう、紀国屋文左衛門のエピソードだ。お参りの後は、松本明慶作の大観音に案内、大仏の造り方など説明。昼食は麓の「はやし」、和尚はいつものカツカレー。4番施福寺に向かう。トイレ事情がいまひとつなので、道の駅「いずみ山愛の里」でトイレ休憩。往復1時間半は掛る山登りなので、無理をしないように念を押し、納め札を預かる。本堂に上がり、立体曼陀羅の前で読経し、仏像群を案内する。志納金500円は、安いとのお客様の声。打ち止めは5番葛井寺、駐車場がなくなったので、藤井寺駅前でバスを降りて商店街を抜けて西門から。本堂に上ってお勤め、納経所が混んでいて納経に時間がかかりそうなので、大門前の「葛井餅」に案内。試食をすると、日持ちもするのでつい手が出てしまうようだ。17時過ぎに橿原ロイヤルホテルに向かう。18時ホテル着。
合掌

12日 6時に橿原神宮の本殿の門が開くので、良かったらお参りをと話しておいた。和尚を含め10名ほどが朝参り。朝の空気は凛として、すがすがしい。8時出発、8番長谷寺をめざす。まずは、番外の法起院へ。参道のお店は、ほとんど閉まっている。少し早目に開門してくれていて有難い。徳道上人のご廟の廻りをお砂踏みしながら巡り、長谷寺へ。登廊をゆっくり登り、本堂前の舞台でお勤め。大師堂、本長谷寺、五重塔と巡り、大講堂へ。今、草創1300年の記念行事として大観音大画軸大開帳中なのだ。縦1646cm、横622cm、重さ125kg。本尊を原寸大に描いたもので向かって右に難陀竜王、左に雨宝童子が立っている。(~5月31日)7番岡寺は厄除け祈願の期間中で、本堂には入れない。外から拝んで、6番壺阪寺へ。地元の雛まつりにあわせ、礼拝堂は見事な雛飾りで埋め尽くされている。お参りを終えて、出ようとしたが和尚の靴が無い。同じメーカーの物が、残されているので、どうも間違えたらしい。お寺の方も、その様に言うので、手に取ってみると、サイズがが少し小さいが、履けないこともない。柿の葉ずしの昼食の後は、9番南円堂へ。国内外の観光客で一杯だが、お勤めするのは、我々だけだ。打ち止めは、20番善峰寺、京都の西山にあり麓には松本明慶の工房もある。バスの駐車場からは、綴れ織りの参道を登っていかねばならない。桂昌院ゆかりの寺で、御手植えの遊龍の松で有名だ。16時半頃打ち止めし、京都東急ホテルへ。 
夜は、2台の先達、添乗員、アシスタント6名で会食。合掌

壷阪寺礼拝堂の雛飾り、正面奥がご本尊

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