2018年3月22日木曜日

阪急(東京)西国全周 7泊8日 5日目・6日目

成相寺の本堂左横
14日 7時40分出発。16番清水寺に朝一番に乗り込むのが目的。9時になれば、修学旅行や観光客で溢れだすからだ。流石に人影もまばら。本堂で、読経して9時出発と決めて解散。和尚は、音羽の滝に挑戦して下山、朝早いので、先輩の店はまだシャッターが閉まっている。すると、配達の方が勝手にシャッターを開けて荷物を届けているではないか。続いて入り、奥に声を掛けると反応があった。シャッターを開けてもらい、バスのお客様を招き入れる。ご夫婦で、大奮闘となってしまった。皆が、バスに戻ったら、またシャッターを閉め始めた。今から食事を摂るというのだ。申し訳ない事をしてしまったが、お客様は大喜びだった。19番革堂から18番六角堂とかっての町堂を巡る。
早めの食事をと思ったが、準備が全くできていない。11時半がやっとというのだ。1時間近くをどう過ごすかということになり、和尚の提案で東寺へお参りすることとなった。金堂から立体曼陀羅の講堂、そして国宝のお大師さまとそっくりに制作された大師像に会いに行く。昼食は「ししゅうや八橋庵」。22番総持寺付近は、バスは入れない。遠く離れた所でバスを降りて歩くのだ。お参りの後は、納経が終わるまで境内で待機し、揃って戻る。23番勝尾寺は勝達磨の勝運の寺、一方通行なので、順にお堂に手を合わせて行く。本堂までは上り、帰路は下ることになる。打ち止めは21番穴太寺、本堂の寝釈迦を撫でまわし健康や病気平癒を祈る。打ち止めは16時半。これから天の橋立宮津ロイヤルホテルに向かう。「味夢の里」で休憩、お目当ては「オイルサーデン」。料金的にここが安い。人気商品の為か、お店によって値段が違うのだ。宿入り18時10分。合掌

播州清水寺の薬師堂の戌
15日 8時出発。29番松尾寺まで1時間ほど。ご住職は、多くの著書があり、講演も小冊子となっている。本堂に上がり、西国唯一の馬頭観音様を拝む。寺の方が、懐中電灯でお前立を照らしてくださった。馬が草をバリバリ食むように、我々の煩悩をバリバリ食っていただける観音様と説明する。さらに1時間ほどで28番成相寺へ。急な参道をバスが喘ぎながら上る。内陣の拝観もどうぞと云う事なので、案内する。本堂内の「真向きの龍」は撮影OKだ。(左甚五郎作)手を清めるのが重文の鉄湯船というのも凄い。昼食は元伊勢籠神社を抜けて松尾物産、スタッフはお好み定食、和尚はニシンそばと丼物。日本海を離れ、兵庫県に戻る。25番播州清水寺に14時過ぎに到着。この辺りは法道仙人の開基された寺が多いが、清水寺もその一つ。仙人が水神に祈願して山頂に水をもたらした所からの寺名とも。薬師堂の十二干支像がユニークだ。番外の花山院には、麓からタクシーに分乗して900mほど登る。急な参道の途中に「琴弾坂」がある。女人禁制のため、京都から慕ってきた女官たちが、琴を弾いて花山法皇を慰めたというのだ。お勤めの後は、法皇のご廟を拝み、有馬富士の絶景も楽しんで下山。お宿の神戸ホテルフルーツ・フラワーに16時40分到着。合掌

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