2016年1月9日土曜日

後七日御修法開白

平成28年1月8日

御衣が潅頂院へ
承和元年(835)より綿々と続いている鎮護国家・五穀成就・国土豊饒をお祈りする真言宗最大の儀式「後七日御修法」が開白された。和尚は、例年は14日の最終日に訪れ、「後拝み」をさせていただくのだが、今年は所用のため開白日に参拝した。別格二十霊場参りのお礼参りを兼ねてのことで、信貴山千手院大阪分院のメンバー5名と一緒だ。宮内庁より天皇陛下の御衣を捧持した勅使が11時半ごろ到着、師僧である東寺長者砂原秀遍猊下が勅使門で御出迎えし、その後潅頂院に納められた。12時より入堂が始まった。真言宗各派総大本山の山主や定額僧など真言宗全体から選ばれた高僧15名の列が、ご宝号の唱和の中を静々と進む。各々が、大きな赤い和傘に捧げられている。和尚がお世話になっている信貴山真言宗総本山朝護孫子寺管長田中眞瑞猊下もご出仕、大阿闍梨は醍醐寺の仲田座主。和尚は、開白日に訪れるのは初めてのことで、最終日と比較すると、お参りの方は約3分の1位か。お陰でゆったりとお参りさせていただいた。
お参りの後は、いつものコース。御池麩屋町の「晦日庵河道屋」で「かも南蛮セット」そして「錦小路」でのお買い物、「麩饅頭」「出し巻き玉子」「浅漬大根」「練り物」「濡れ煎餅」そして「革のサンダル」と衝動買いだ。今年も良いお参りをさせていただきました。合掌

 開白の 御修法の列に ご宝号

 初詣 お礼参りの 東寺かな

 新春の 錦小路や 人の波

入堂の列

勅使到着

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