2015年6月20日土曜日

四国3回 12~15番 生駒発

平成27年6月17日
焼山寺参道の不動明王

奈良のコースに生駒から乗車、お客様は44名と満員状態。8時20分に出発したが、いつもより
渋滞していて、淡路島の室津SAに到着したのが10時だった。他のコースからの2台のバスと調整の結果、我々は14番常楽寺、15番国分寺、12番焼山寺、13番大日寺の順に廻ることとなった。最初から歩き遍路だが、幸いなことに雨の心配はなさそうだ。バスの中での説明中に、おしゃべりをする方が2組ほどいて閉口したが、ラジオのDJのつもりで話続けた。4回目位になると、お客様もお参りが身についてくるのだが、まだ今回はやむを得ないという感じ。常楽寺から国分寺への歩き遍路は、どうしても先頭と後続との間隔が大きく開いてしまう。途中の「八祖大師」を祀るお堂で待ち、お参りをしてもらう。国分寺の本堂で、お薬師の眷属の話しや錀の叩き方などを説明をすると、皆さんもようやく気持がほぐれて来たようだった。焼山寺へ登る途中に「杖杉庵」がある。遍路の元祖・衛門三郎の墓石の後ろの大杉が、墓標代わりに立てた金剛杖から根が出て育った2代目。焼山寺の駐車場から境内までの参道に十三仏が並んでいる。仏さまの姿について説明しながら歩く。マイクロバスの乗り継ぎ場まで下ると、「すだち館」が大賑わい。すだちの生ジュースが売り切れてしまった。和尚は「くりあじ」とシールの貼れた南瓜を購入(500円)。とてもおいしいと折り紙付き。16時前に大日寺到着。金住職の話を事前にしておいたので、何冊か本も売れる。住職が飛び出してきて、ご挨拶。記念撮影をお願いするお客様に快く応じている。米国に留学中のご子息が休学して帰国、大覚寺にて修行に入ることになったと聞かされた。いよいよかと感慨深い。住職もとても嬉しそうだった。打ち止めは16時30分、淡路で休憩し生駒着20時前。お疲れさまでした。「結願までに2~3度はご一緒しますよ」とお別れのご挨拶。合掌

 焼山寺にて  梅雨晴れ間 不動の睨む 焼山寺
大日寺金住職と

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