2015年2月13日金曜日

読売奈良 四国2回 7~11番 香芝SA

平成27年2月11日

切幡寺の紅梅
寒波の隙間の建国記念の日、気温は10度を超える予報だ。伊賀上野~名張~榛原等を経由するコース。桜井~八木のルートからも1台。和尚は添乗員と相談の上、香芝SAから合流することにした。そこで、お弁当を積み込み、トイレ休憩と云う。ネットで、SAに勤務する人達の出入り口を見つけ、早めに出発。少し道に迷ったが、散歩中の方に教えて貰い、余裕を持って到着。39名のお客様と四国へ向かう。車中で、勤行次第の内容の説明や作法の確認を行う。淡路島の緑PAでトイレ休憩中に、桜井組に先行されてしまったので、お参りの順番を変更、7番十楽寺を目指す。本堂と大師堂の間に「治眼疾目救歳地蔵」があるので、納め札の裏に「め」を歳の数だけ書いておくように薦める。「救済」でなく「救歳」としているのは、「歳」に関係なく救済する意味とか。愛染堂にも案内して、昼食を摂りながら11番藤井寺に向かう。臨済宗妙心寺派のお寺で、重文の薬師如来や本堂外陣天井の30畳敷の「雲龍図」で名高い。「白龍弁財天」も拝んで、10番切幡寺へ。「女人即身成仏の寺」だ。麓の金山商会からタクシーに分乗して境内近くまで進入。本堂前の紅梅が数輪花開いている。本堂、大師堂、はたきり観音、北向き観音(女人即身成仏の千手観音)と廻り、切幡の大塔(重文)に案内する。石段の途中にある不動堂で小休止、不動明王のご真言のお稽古だ。大塔まで上がると、眼下に吉野川の雄大な景色が広がる。二本の緑の平行線が堤防で、その中が川なのだが、溜池が続いているとしか見えないのが、面白い。金山商会でお茶の御接待、和尚は護摩用のお線香を購入。9番法輪寺の御本尊は涅槃釈迦像。お釈迦様の入滅時は、右脇を下にして、西を向き北枕だったと説明。門前の「あわじ庵」に電話を入れておいたので、名物の「草餅」や「芋餅」を取り置いてくれていた。売り切れを心配していたが、一安心。打ち止めは、8番熊谷寺。御詠歌の流れる中、多宝塔、中門の持国天、多聞天を説明して本堂へ。本尊千手観音のお写真と梵字のご真言が置いてある。石段を上って大師堂へ。丁度眼の高さに本堂の鬼瓦が迫る。2頭の龍が絡み合う鬼瓦を写真撮影する方も多い。打ち止めは16時前。阪神高速の神戸付近が大渋滞だ。ドライバーさんの判断で中国道に走る。これが大正解、スイスイと走れ香芝SAに19時前到着。2月22日の第3回での再会を約してお別れ。合掌

 切幡寺にて  紅梅の 匂ひ微かに 切幡寺

0 件のコメント:

コメントを投稿