2009年6月19日金曜日

阪急トラピックス 四国9回 52番~59番


平成21年6月15日~16日

弘法大師のお誕生日の15日、梅田経由難波8時半のバス遍路が今治方面の札所へ向かった。添乗員は、高橋、福田のギャルコンビ、バスは商都交通、住吉ドライバー。この日の高野山の誕生会の法要には、開闢以来はじめて天台座主半田孝淳師が参加するというので、注目をあびていた。
中国道三木SA,鴻池PAで休憩後、13時ごろ石鎚山ハイウエイオアシス到着、「リンリン」にて昼食。食事(じきじ)作法はいつもの通り、弘法大師の御宝号を3唱し、
「一滴の水にも天地の恵みを感じ
 一粒の米にも万民の労苦を思い
 ありがたくいただきます。」と唱える。そして「いただきます。」
この唱え方には、和尚は異論がある。
そもそも十善戎の第一に「不殺生」とあるが、これはあらゆる命を持つ「衆生」に対するものである。しかし、我々は、生きるために命あるものを食さねばならない。殺生して活かされているわけだ。だから、「いただきます」の本意は、「あなたのお命いただいて、活かさせていただきます」ということなのだと思う。
15日は、国分寺、栄福寺、仙遊寺の3カ寺。国分寺前の「五九楽堂」さんが、いつもながらミニタオルのご接待を全員にしてくださる。ホテルは、道後温泉ホテルルナパーク。道後に来ると、必ずご挨拶にゆくのが商店街にある柴田晴石さんのお店、一見すると砥部焼きのお店のようだが、奥に入ると象牙製品が置いてある。
柴田さんは80歳を超えたが、日本では有数の象牙細工師なのだ。
道後を案内して欲しいという男性客二人を伴って、散策の後は、地ビールのお店へ。坊ちゃんビールにじゃこ天という定番メニューで、おしゃべりの一時、「魂魄合せて、人は生き、魄は滅びても、魂は死せず」などと
話をさせていただいた。(ご接待感謝)
16日の朝一番は太山寺へ。駐車場から、本堂へ歩いていく参道がなんといっても素晴らしい。心洗われる思いがする。円明寺、延命寺、泰山寺、南光坊と見所を解説しながら周り、少し遅めのお弁当は、鈴木弁当店の
「醤油めし」。結構ボリュームもあり、美味だった。
帰路は、しまなみ海道経由、大三島で「しまなみ宝船」に立ち寄り大阪へ。難波18時30分着。

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