2018年11月28日水曜日

佐渡へんろ (前半 1~50番)

平成30年11月4~7日

和尚にとっては2周目となる佐渡へんろ、お客様は3名だが催行することになった。前回の後半にご一緒したご婦人2名と今回から参加した自称「アルチュウ」(歩き中毒)の80歳翁がメンバー。アルチュウ翁とは、新潟空港で合流しジェットフォイルで両津港へ。霊場会の梶井会長の出迎えを受け、初日の4ヶ寺を巡る。早速、田んぼで餌を啄む数羽の朱鷺を発見。お宿は加茂湖畔の佐渡グランドホテル。夕食会場では、相川音頭や佐渡おけさなどの踊りも。
2日目、3日目は一日20ヶ寺以上を巡るハードスケジュール。ほとんどの札所は開けっぱなしの状態で、勝手に扉を開け、和尚が代表で蝋燭・線香の供養を行い皆で読経。それから各自で納経帳に朱印を頂くという流れだ。連日、霊場会のご住職が交代で添乗くださるという豪華さ。空を舞う3羽の朱鷺にも遭遇し、超ラッキーなお参り。
最終日は午前中に残りの札所を巡り、「真野鶴」の尾畑酒造で試飲や買い物。ご婦人2名は、今回で結願となる訳で、88番蓮華峰寺のご住職にお願いして「結願の証」を郵送していただくことに。「アルチュウ」翁とは新潟港でお別れ、第4回での再会を約す。思えば、佐渡は自給自足の島、無いのは鉄道のみという。面積は東京23区や淡路島の約1・4倍あるが、人口は58000人。それなのに、寺院は350ヶ寺を超え、神社もその7~8割あるという信仰の島。従って多くの寺院は兼業となり「本堂は自由にご参拝」となる訳だ。それぞれの寺院の構えは、立派の一言で荘厳も素晴らしい。和尚は「お四国病」に続いて「佐渡へんろ病」に罹りそうだ。合掌

 秋深し 佐渡のへんろや 朱鷺の舞






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