2017年1月11日水曜日

四国第1回 1~6番 なんば発

平成29年1月9日

安楽寺童天女像(松本明慶作)特にお尻が可愛い
和尚にとっては、初先達が第1回と初物づくし。8時20分集合でなんばから43名のお客様と出発。聞けば、約3分の1の方が初めてのお四国のようだ。その方々を中心に、御参りの作法やお勤めの仕方をレクチャーする。和尚のコース取りは、1,2、6,5,4,3番だ。奈良からのもう一台は、順打ちで、番号順に御参りしてくれるというので、ありがたい。1番霊山寺では、紀州の接待講が、有田ミカンのご接待。小振りだが、糖度の高い、おいしいミカンが5ケづつ、パックされている。その中のメッセージは以下の通り。「お接待 私たちの住む有田市は、弘法大師がおわします霊峰高野山を源流として流れる有田川の河口部に位置し紀州有田みかんの発祥地です。この有田みかんは清らかな有田川の水と温暖な気候、そして水はけの良い段々畑で育成しました。どうぞ遍路のお供にお召し上がり下さい。南無大師遍照金剛 合掌 お気をつけてお参り下さい」本当においしいミカンでした。感謝。2番極楽寺では、抱き地蔵を皆で抱いて、お参り。遅めのお弁当を頂きながら6番安楽寺へ走る。この間の30分弱が、落ち着いて食事ができるタイミングなのだ。5番地蔵寺の門前では、いつもの駄菓子さんが、寒空に店を開いている。和尚は、鳴門金時を愛犬のために購入、「昔ながらの手造り飴」をサービスしてくださった。4番大日寺は、唯一の東寺真言宗の寺で大日如来がご本尊。その御姿などについてお話しする。西国三十三観音が揃って迎えてくれるのも、ここだけだ。3番金泉寺は、見どころの多い寺、とくに大師堂では弘法大師の御生涯を表す絵額が12枚掲げられている。打ち止めは16時前、和尚にしては異例の速さ、これは祝日で高速道路の渋滞が無かったせいだ。風は、冷たく吹いたが、時折降る雨は小降りで、結局傘を開くこともなかった。梅田に19時着、なんばに19時15分。御堂筋は、並木にイルミネーション、梅田から黄、青、白、桃、紫などと順に楽しませてくれた。また、お会いできる日まで。お疲れさまでした。合掌

  
初遍路 たどたどしくも けなげなり


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