2016年5月11日水曜日

西国第2回 2~4番 なんば発

平成28年5月9日

粉河寺中門の多聞天
44名のお客様と雨中のお参り。各方面に出発するバスが8台も集中し、バスに乗車するのに時間がかかる。しかも納経帳なども集めるため9時頃の出発となった。まずは4番施福寺へ向かう。和尚は、カッパにリックに登山靴と完全武装。高齢の方も多いので、無理をせずに「遙拝」してくださいと念を押す。結局6~7名のお客様が麓の槙尾山観光センターで待機してくれたようだった。雨の中をゆっくりと、足元を確認しながら登る。納経所に全員で内拝する旨告げ、和尚は着替えて皆の到着を待つ。本堂内の仏様達は、素晴らしく美術館のようだ。内拝料500円は大いに価値がある。下りは滑り易いので特に注意が必要だ。三宮方面からの一行がようやく登ってきた。我々のお客様の一人がふらふらしていると教えられ、添乗員とアシスタントが慌てて様子を見に降りる。二人で高齢の男性をエスコートするため、和尚も笈摺を入れた手提げを預かり下山。何とか2時間かけて打ち上げた。昼食会場のマリーナシティの「黒潮市塲」へ向かう。1時間程の休憩となり、2番紀三井寺ヘ。結縁坂と云われる231段の石段を上り詰めると左手に本堂、右手に新仏殿だ。新仏殿には、松本明慶作の12mの千手十一面観音立像が安置されている。日本で最大級の木造仏像だ。打ち止めは、3番粉河寺。雨で時間がかかったせいで、到着は16時半頃、火の始末も終えているので、「運心」でお願いする。なんば着19時、雨にも負けず、怪我もなく、良いお参りとなりました。合掌

 五月雨を 集め瀬走る 槙尾川

 五月雨に 打たれ参る 施福寺や

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