2015年12月11日金曜日

西国12回 32・33番 西大寺発

平成27年12月8日
華厳寺参道の紅葉

参道の柿すだれ
生駒~西大寺~JR奈良のコースに西大寺から添乗。雲ひとつなく、無風の上天気で格好のお参り日和。特に西国札所で最大の難所と言われる32番観音正寺の登山が待っているので、有り難い限り。お客様37名の内、歩いて登る方が12名、タクシー利用が25名。梅田~なんばのコースも1台出ていて、44名中歩く方が9名と云う。石寺よりの表参道を大阪組より10分遅れでスタートするが結局のところ、2台分合同でのお勤めとなった。タクシーはピストン輸送の為、全員揃うのに時間を要した。先着組に、ご本尊の縁起や錀の叩き方などお話ししながら待つことに。大阪組の先達が、歩き組の一人が到着していないと、様子を確認に早々に下山。何と、突然の胃痛で途中下山したことが判明し一安心。タクシー組を乗せたバスが、迎えに来るまで、麓の「石寺楽市」で待たせていただく。1時間ほど待って合流、お弁当をいただきながら33番華厳寺へ向かう。14時半頃、駐車場に到着し、並木の参道を1kmほど歩く。バスは、並木保護のため通行禁止なのだ。春は桜、秋は紅葉の名所なのだが、今年の紅葉は、何処もいま一つだ。本堂、笈摺堂、満願堂とお参りし、満願堂の廻りの多くの狸の石像の由来について説明。通常は「見サル、言わサル、聞かサル」の三猿像が猿ならぬ狸になっているのが面白い。納経所で、「満願の証」を書いて貰う方も多い。16時過ぎに出発、近くの「谷汲みあられの里」に御立ち寄り。なんと、新宿・中村屋のあられは、ここの工場製と云う。善光寺へのお礼参りの説明をしながら帰路に就く。順調に走れ、休憩をはさんで3時間ほどで西大寺着(19時半)和尚は、駅ナカの「豊祝」で一息入れて帰宅。無事満願の方、おめでとうございます。合掌

 華厳寺にて  美濃寒寺 精進落しの 鯉を 撫で

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