2013年11月21日木曜日

四国8回 38~43番  生駒発

平成11月18~19日

明石寺の紅葉を鐘楼越しに
生駒から39名のお客様と四国最南端の足摺岬を目指す。長距離とあってドライバーは2人体制、1時間半から2時間を目途に休憩を取りながら、39番延光寺に15時40分到着。7時間以上の長旅だ。打ち始めが即打ち止めとなる。日も暮れかかり、オプションの四万十川の遊覧も時間切れ。足摺岬に向かい、お宿の「サニーサイドホテル」18時着。京都組と一緒で満員状態、新館で宿泊することに。新館は、メゾネットタイプのロッジ風で、露天風呂もついて楽しい構造となっている。
朝のお勤めを食事作法とともに食前にやることにした。2台分の大合唱だ。38番金剛福寺の門前で記念撮影、本堂の周りの仏群を説明しながら大師堂へ。お堂の横の五智如来を解説してから、足摺七不思議を巡る。展望台から眺める180度に広がる太平洋に皆さん感嘆の声だ。土佐清水港の黒潮市場でお弁当の積み込みとお買いもの。和尚推薦の「まぐろの佃煮」が良く売れる。40番観自在寺まで1時間半、伊予の国にようやく入る。大師堂の周りのお砂踏みを一列になって行う。1時間で宇和島市、ここには41番龍光寺と42番佛木寺がある。「三間のお稲荷さん」で親しまれている龍光寺は小高い丘にあり、お楽しみは参道のお饅頭屋さん。「試食を40人分お願い」と声をかけて、お参り。お饅頭と蜜柑が大人気だ。堂々たる山門の佛木寺には、お大師さまの帰朝時の開創伝説がある。楠の梢に中国から投げた宝珠が留まっていたと云われ、その楠の木で本尊大日如来などを彫られたというのだ。かっては1時間以上掛けて山越えをしていた43番明石寺も、高速道路が延伸し、15分ほどでたどり着ける。紅葉が見事だ。打ち止めにご宝号は7遍。急に寒くなったと地元の声。この寺でも雪がぱらついたようだ。松山道、徳島道、淡路道と四国を抜け、生駒着21時40分。最長距離のお参り、お疲れ様。合掌

 足摺や 寒天の月 露天風呂

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