御蔵洞から見る空と海から空海と称したという |
和尚主催の一国巡りも10回目、よく続いているものだ。11日8時30分難波を総勢12名で出発した。それに馴染みの添乗員が付く。今回からの新メンバーは二人、大和高田と名張の女性コンビだ。常連者の暖かい拍手に迎えられて合流。本来は、土佐の国の一国巡りだが、前回の阿波の国巡りで17番井戸寺を打ち漏らしているので、そこからスタート。七仏薬師、面影の井戸や藩主の別邸の御門を移築した山門などで名高い寺。土佐の入口、御蔵洞に15時に着いた。大師の「三教指帰」で、自ら修行の地と表しているポイントだ。ようやく24番最御崎寺へ。これからスタートと気を引き締める。25番津照寺の本堂への急な108段の石段の説明をしていたのだが、屋根の雪替え工事中で、ご本尊は下の大師堂に祀られている。お陰で、26番金剛頂寺を廻ることができた。こちらの宿坊に泊まらせていただくので、朝でも良かったのだが、結果的には余裕が出来て有り難い。
金剛頂寺から見る日の出 |
最終日の朝一番に35番青龍寺に向うのだが、すぐそばなので、食事の前に朝のお勤めをすることにした。食事作法とセットだ。三陽莊のマイクロで送迎してもらい、恵果阿闍梨のお堂も参拝する。36番清滝寺へは、マイクロに乗り換えての登山。ハラハラするような細い道だ。本堂前のお薬師さん立像の台座の戒壇巡りに久しぶりに挑戦する。34番種間寺の安産御礼の柄杓が観音様の周りに奉納されている。最高齢は、43歳だった。打ち止めの37番岩本寺へ走る。高速道路が延伸したので、30分位は短縮された感じだ。「いろは歌」を合唱して締めくくる。駐車場横の「此処や」で生姜のアイスクリームを堪能し、お土産に新生姜を頂く。「ゆういんぐ四万十」でうどん定食のお昼。この店は、高速道路の延伸とともにお店を移転してきた。岩本寺へのルートとなるので、成程と感心する。吉野川HWO、淡路HWOで休憩して難波へ。19時到着。お疲れ様でした。合掌
木枯らしが 車窓を叩く バス遍路
お大師の 悟りの地かと 不動岩
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