2013年9月6日金曜日

第三十三回 四国八十八ヵ所霊場会公認先達大会&伊予の寺

平成25年9月4~5日

全国大会法要後の会長法話
5日に松山市のひめぎんホールで全国大会が開催されるのに際し、女性先達4人を愛車に乗せて参加することとなった。毎回、信貴山千手院の尼僧がご接待のティッシュパーパーを配っているので、今回はそれも和尚の車で運ぶことにした。4日7時になんばに集合し、先ずは75番善通寺を目指す。出来れば、いくつかの札所を回ってから松山入りするつもりであった。昼前に善通寺に到着、お参り後「オハラうどん」で昼食、そして南大門前の「コトブキ」でコーヒータイム。この店は、和尚の高校の同級生がやっている店なのだ。
天気予報で、台風17号に伴う大雨の情報がカーラジオから流れてくる。なんと、松山道が通行止めだ。国道11号線をひたすら走るが、随所で渋滞。ようやく解除になり、小松ICから松山道へ。道後の宝荘ホテルにたどり着いたのは18時。結局、札所を廻る余裕もない11時間のドライブだった。先着の千手院の尼僧と合流し、夕食は予約の「番鳥」へ。女性5人に男性は和尚だけの会食、女将心づくしのメニューは、秋刀魚と烏賊のお刺身に焼き茄子、鯨肉の生姜焼き、それから焼き鳥はお好みだが、今治風の皮焼き、ササミ、ズリ、等など。仕上げは、ちらし寿司にお吸い物。食べきれない焼き鳥とちらしは包んでもらう。お土産に、地元の美味しい醤油を小分けしてくれていた。満腹で、道後の夜を歩く。和尚お薦めの「伊予かすり」の専門店に、女性軍は興味深々。いろいろとお買い上げだ。ホテルの部屋は、10畳の和室。山頭火の俳画額が掛かっている。「夕焼雲のうつくしければ人の恋しき」。
温泉を楽しみ、売店で地元の焼酎を買い込んで飲み直し。肴は、お持ち帰りの焼き鳥とちらし。道後の宵を堪能だ。
5日9時半から受付なのだが、前泊している方も多いので集まりは早い。8時にホテルを出て、皆でティッシュ配りだ。ひめぎんホールで、老人福祉施設関連のセミナーも開催されていて、その参加者もどんどんやって来る。ティッシュの箱がすぐ空っぽになってしまった。会場の真ん中に席を確保。和尚の推薦寺・88番大窪寺の住職にもロビーでご挨拶ができた。来年の開創1200年には、ご本尊のご開帳を50年振りに行うという。毎月8日~12日9時から15時だ。それに合わせて予定を組むことにする。
大会開始は10時30分。物故者の慰霊法要と表彰式、そして会長の法話で午前中は終わり、午後から太鼓奉納と特別講演だが、和尚たちは失礼して札所を巡ることに。女性軍の希望は49番からというので、浄土寺から53番圓明寺までを廻る。昨日とは打って変わって上天気。和尚たちと同じように札所巡りの先達姿も多い。16時頃打ち上げて、帰路につく。松山道は開通しているが、高松道の板野、鳴門間が土砂崩れで不通。徳島道を終点まで走り、鳴門ICから入り直して淡路島を走る。淡路SAで夕食を摂り、なんばへ。良く走りました。合掌

浄土寺にて   浄土寺や 台風一過の 青き空

繁多寺にて   繁多寺や 経に重なる 法師蝉


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