2017年3月10日金曜日

西国2回 2~4番 なんば発

平成29年3月8日
粉河寺の柴燈護摩供

43名のお客様となんばを8時25分に出発。まずは4番施福寺を目指す。あまり時間がないので、添乗員達は納経帖などの整理に大わらわだ。和尚も、自己紹介など後回しにして、朝のお勤め優先だ。1時間ほどで、麓に到着。無理をしないように話をしておいたので、下で待っていますという方も数人。皆で本堂に上がり、お勤めと拝観だ。事前に、全員が入堂するなら中でお勤め、あるいは外でお勤めして希望者のみ入堂するかと聞いていて、皆で本堂でお勤めとなった訳だ。ご本尊弥勒菩薩、西国の本尊千手観音、そして文殊菩薩や四天王の居並ぶ姿を解説し、方違い観音や馬頭観音など、説明しながら巡る。お客様の声は、大満足のようだ。(拝観料500円)下山中に、顔見知りの遍路研究者と遭遇、一人でお参りとのことだった。全員がバスに戻って出発は11時過ぎ、昼食会場のマリーナシティにまで約1時間だ。このシリーズでは、初めての食事作法。和尚たちは、別メニューの選択なので、ラーメンとチラシ握りですます。2番の紀三井寺までは、15分ほど、紀伊国屋文左衛門の結縁坂ともいわれる急な石段を登りきると、境内にたどり着く。本堂でお参りの後、松本明慶作の千手十一面観音立像に案内する。国内最大級で12m弱だ。打ち止めは、3番粉河寺。なんと我々の到着を待ってたかのように、丈六堂の前で柴燈護摩が始まった。マイクでがなりたてるので、我々のお勤めの経頭である和尚も負けるわけにはいかない。大声を張り上げる。16時過ぎ無事に打ち止めて、良く見るとこの地区の雛飾りのイベントの期間だった。それぞれのお宅の雛飾りを披露している。(粉河とんまか雛通り)17時30分なんば着、お疲れさまでした。ゆっくりとお風呂で足を癒してくださいと伝えてお別れ。合掌

粉河寺にて   春風に柴燈護摩の煙かな
粉河とんまか雛通り

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