2016年6月15日水曜日

逆打ち3回 82~72番 なんば発

平成28年6月12~13日
白峰寺参道の西国観音像

大阪阪急の逆打ち3回は、82番から72番までの11ヶ寺。お客様は40名、少し遅刻された方がいて、10分ほどスタートが遅れた上に、阪神高速の工事渋滞で、まずは昼食となった。会場は、坂出の魚市場に併設された「いただきさんの海鮮食堂」、メニューは「お刺身定食」。和尚は初めてだったので、聞くと平成25年10月5日のオープンとか。82番根香寺は、雨の中石段を下り、そして上りつめたところに本堂がある。四季折々、いつお参りしても美しい寺だ。大師堂に掲げられた「いろは歌」について解説する。弘法大師の署名はあるが、ひらがなを書く方ではない。御文章の中の崩し文字にひらがなに相当する文字がある訳で、それを合成したものと思われると。81番白峯寺は、崇徳上皇の御廟のある寺。また十二支の守り本尊が揃っているのでも知られている。参道脇の西国の観音石仏が紫陽花に囲まれ、しかも雨とあって風情がある。80番国分寺は、四国の4つの国分寺の中では、一番の佇まいだ。新たに大日如来を新造すべく勧募中、お参りの後、寺から皆に説明があった。79番天皇寺へは、八十場駅そばの駐車場から歩いて行かねばならない。元々崇徳上皇を祀る白峯宮の神宮寺なので、お宮にくっついている。三輪鳥居という脇鳥居がついた珍しい鳥居をくぐる。初日はここまで、16時45分打ち止めだ。お宿は、高松の「ニューグランデみまつ」
13日 まだ7ヶ寺残っているので、7時30分に出発。雨は上がっている。78番郷照寺へ。バスの駐車場は、遠く離れている。厄除けのうたづ大師として知られ、「千枚通し」の元祖でもある。しかし、宗派的には、一遍上人の時宗だ。77番道隆寺は、眼のお薬師さん。いつものように納め札の裏に歳の数だけ「め」と書いて貰っている。門前の「サンエイ」でお茶のご接待。和尚は、頼まれていた白作務衣を2着購入。76番金倉寺は智証大師円珍ご誕生所。乃木将軍妻返しの松から境内へ。お大師堂の中央は智証大師、右に弘法大師、左に役行者(神変大菩薩)。75番善通寺は、ドライバーさんにお願いして、南大門前で降ろしてもらう。正面の金堂からお参りし、御影堂に向かうのだ。バスは駐車場に回送、添乗員はそこから納経所に向かう。お参り後、記念撮影し、親鸞堂に案内する。52歳時の上人自刻の尊像を祀る。昼食は、琴平の「にしきや」、金毘羅さんの入り口だ。74番甲山寺では、毘沙門天にもお参り。73番出釈迦寺で、捨身嶽を遥拝する。72番曼荼羅寺では、西行法師の昼寝石や笠松大師を案内。打ち止めは16時40分。津田の松原、淡路HWOで休憩を取り、梅田着19時30分。高速道路が渋滞もなく、びっくりするほど。再会を祈ってお別れ。合掌

 白峯寺にて  紫陽花に 埋もれ微笑む 野仏や

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