2015年8月11日火曜日

足摺岬から善通寺へ

平成27年8月6~10日

岩本寺本堂の格子天井
母校・善通寺一高の2年に一度の同窓会が9日に開催されるというので、この機会に37番岩本寺から43番明石寺を廻る計画を立てた。特に岩本寺は2日にわたって廻る。なにしろ、岩本寺だけがご朱印のバランスが悪いのだ。いつものように、6日のオレンジフェリーを利用し東予港に6時上陸。ひたすら高知道を走り、岩本寺を目指す。朝食は南国SAで野菜たっぷりの「はちきんちゃんぽん」をいただく。お薦めメニューとあって、ボリュームもたっぷりだ。岩本寺に9時到着、奥の院のお地蔵さまもご開帳中。「此処や」のアイスクリームで元気を取り戻し、39番延光寺へ。お参りを終えると丁度お昼時、旧アカメ館横の「四万十屋」で鰻でもと思ったが、天然物の値段を見て断念し、「ごり丼」なるものを注文。親子丼の鶏の替わりに「ごり」が入っているという感じ。青海苔の味噌汁と佃煮、酢の物に沢庵がついて800円。和尚は美味しくいただき、満足でした。14時過ぎ38番金剛福寺到着。暑い時間帯とあって、お参りの方の姿もほとんどない。ゆっくりとお参りして、展望台から灯台と散策。15時過ぎに民宿・西田へ。ご主人は、西安・青龍寺詣でが、趣味みたいなもので、お軸など沢山飾られている。和尚の師僧である東寺砂原秀遍長者の書をプレゼントしたこともあり、いつ行っても歓待していただく間柄なのだ。まずはビールで喉を潤し、一風呂浴びて一息ついた。洗濯機を回して、夕食を待つ。窓からの足摺の海も絶景だ。英語と数学の教師という二人と魚尽しの夕餉を楽しむ。話が弾み、親父さんの声でようやく腰を上げ、早寝。教師二人は、5時の日の出を撮影するのだと張り切っている。和尚も朝まで爆睡のつもりが、虫に襲われ眠れない。明け方まで、苦しめられた。朝聞けば、襲われたのは、和尚一人だった。
8日 朝食を済ませ、再度、岩本寺を目指す。またも「此処や」のアイスだ。これで土佐の国とはお別れ、40番観自在寺へ。いつものように大師堂周囲のお砂踏み。41番龍光寺に近くにオープンした三間の道の駅を覗くと、レストランが大繁盛。地元の主婦たちの手作りの御惣菜でランチバイキング(900円)。メニューの豊富さ、お味の良さ、それにこの料金だから人気が出るはずだ。バス遍路では、通り過ぎるのみだったので、これは大発見。龍光寺、42番佛木寺とお参りし、43番明石寺へ。明石寺は添乗員達の話では、納経に時間のかかるお寺として有名なところ。和尚も並んでみて、妙に納得した。これで打ち止めとし、善通寺へ向かう。国道沿いのひまわり畑が素晴らしく、車を停めて撮影。
善通寺郊外の向日葵畑
9日の同窓会のあとは、同期との夕食会。善通寺グランドホテルに連泊し、10日の午前中は、剣舞の指導を受け、帰路に。充実した4日半ということか。
合掌

足摺岬にて   夏の夜や 虫に襲われ 夜明け前

善通寺にて   向日葵や 同じ向きに 並び咲く

 

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