2016年9月4日日曜日

四国逆打ち3回 82~72番 天王寺発

平成28年8月30~31日

白峯宮の三輪鳥居
梅田から天王寺というコースに天王寺から添乗、お客様は36名。他に三田方面、梅田~なんばから各1台。合計3台というが、我々が3番手という感じだ。8時30分に出発し、まずは坂出の魚市場に隣接する「海鮮食堂」に向かう。12時到着。希少糖入りの味付海苔をお薦めしたところ、即売り切れ。在庫もないという。販売元の金丸水産乾物㈱が、我々の泊まる御宿の近くだったのを思い出し、お宿の「ニューグランドみまつ」に電話して取り寄せられるかお願いしてみる。しばらくすると、OKの返事、買いそびれたお客様に希望を聞くと、60袋を超えるオーダー。70袋の取り寄せをお願いした。いよいよ82番根香寺からスタート。緑が濃い和尚の好きな寺のひとつだ。山門横の「牛鬼」にカメラの砲列ができる。81番白峰寺では干支の御本尊を祀るお堂を見逃さないように注意喚起する。景勝五色台の2ヶ寺を終えて、80番国分寺へ。四国の四つの国分寺の中では一番国分寺らしいたたずまいだ。弘法大師ゆかりの大日如来像を復刻していることを御参り後に説明し、協力を求めるのもいつも通りだ。初日の打ち止めは、79番天皇寺。元々白峯宮の神宮寺なので、山門ならぬ「三輪鳥居」をくぐることとなる。この鳥居は三輪神社など日本で三例しかないと聞く。八十場駅そばの駐車場に戻り、お宿に向かおうとした時、お客様が金剛杖を忘れてきたと言い出した。杖に名前を書いてあることを確認して、アシスタントがダッシュで走る。無事確保して、坂出ICから高松へ。お宿着17時30分。お宿にさぬき市の先輩先達が待っていてくれた。和尚に先達を薦めてくれたお坊さまの弟子で、姉弟子にあたると云う訳だ。一杯やりながら、久しぶりの歓談。来月高松で開催の先達大会での再会を約してお別れ。他の2台は、もう1ヶ寺郷照寺まで廻れたようだ。お客様には、明日はその分、良いことがありますよと予告しておいた。
31日 7時30分出発。78番郷照寺から打ち初め。朝一番の良いこととは、門前の「地蔵餅」にありつけること。午前中には売り切れてしまう店なので、いつも空振りだ。今朝は、我々だけでほぼ買い切ってしまった。宇多津の厄除け大師様もびっくりされたに違いない。77番道隆寺は、眼のお薬師さま。歳の数だけ「め」と納め札に書いてもらっている。門前の「サンエイ」さんにご接待を受け、76番金倉寺へ。弘法大師の甥、智証大師円珍のご誕生所だ。75番善通寺は、弘法大師のお誕生所。
南大門から入り、金堂からお参りする。門前の喫茶店に顔を出し、同期にご挨拶。東院から西院に行く途中に、名物の堅パン屋がある。営業中だったので、当たり前の如く購入。御影堂のお参りの後は、記念撮影。そして、親鸞堂に案内する。お四国参りに真宗のお坊さんは反対するが、親鸞上人は、善通寺にお参りしたかった証が、この自刻の像なのだ。逆修塔がある法然上人の弟子としては、当然の話と思う。丁度、お昼時、食事会場の琴平・にしきやへ向かう。和尚たちは、3ヶ寺残しての昼食だが、他の2台は、打ち終えての昼食のようだ。なんば組と同着だったので、食事作法は合同でやる事にした。なんと、なんば組に我が町内のご夫婦が乗っているではないか。御主人はゴルフ仲間だ。びっくりしながら握手を交わした。着席して約80人となると、和尚も大声を張り上げざるを得ない。乗務員達や先達は、別室でカレーとうどんの昼食。善通寺に戻り74番甲山寺へ。お勤め後、開基由来の毘沙門天にお参り。甲山寺の甲は毘沙門天の兜からきているのだ。写真屋さんが出張販売に来てくれている。73番出釈迦寺では、真魚の時代の空海のエピソードを話し、捨身ヶ嶽を遥拝する。打ち止めは72番曼荼羅寺、玉依御前の菩提所である。西行法師の昼寝石や笠掛け櫻の説明、そして笠松大師だ。15時15分に打ち止めし、帰路に。淡路まで一気に走り、梅田19時10分、天王寺19時35分。渋滞もうまく避けて思ったより早く到着。ドライバーさんに感謝。合掌

   初秋の 風爽やかに 寺まいり
善通寺の空海記念碑

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